本格的な春の訪れとともに、鳥の活動が活発になっています。

中でもカラスはこの時期、繁殖期を迎え巣作りを始めます。秋田市内では、電柱に止まったカラスがフェルトのような繊維を口にくわえていました。

春先になるとカラスは様々なものを集めて電柱に巣を作りますが、これにより停電などが発生する恐れがあります。こうした被害を未然に防ごうと、電力会社は巣の撤去など対策を進めています。

カラスは3月から5月にかけて繁殖のピークを迎え餌が取りやすく、見晴らしの良い場所を選んで巣を作ります。代表的な場所が電柱で、巣の材料となる木の枝や針金ハンガーなどが、電線や周囲の設備に触れることで停電を引き落こす恐れがあります。

伊藤晴子記者:
「今から専用車両を使って、高さ約11メートル電柱の上にあるカラスの巣を撤去する作業が行われます。」

作業員たちは互いに作業開始の声をかけ合い、高所作業車に乗り専用の器具を使って慎重に巣を取り外します。
枝の取り残しなども確認し、巣の除去を完了したことを確認します。

秋田県内には約32万本の電柱があり、2025年は2877件の巣が撤去されましたが、このうち3件は停電を引き起こしていました。

カラスは一度巣を作った場所に戻ってくることがあり、巣を撤去したあとは鳥を寄せ付けないようにする器具を取り付けます。

東北電力ネットワーク・配電工事課 小沼 淳さん
「カラスの(巣の)枝が電線の充電部に当たって故障が起き、変電所が一旦止まってしまうので、公共機関や一般客に多大なる迷惑をかけるので、それを未然に防ぐためにカラスの(巣の)除去を推進しています。コールセンターや弊社チャットに連絡いただけると大変助かります」

カラスの巣がある電柱について、情報提供の際は住所がわからなくても電柱にある番号を知らせると対応が可能ということです。

・年中無休/24時間受付コールセンター
 フリーダイヤル0120-175-366 

・専用チャットは東北電力ネットワークHPから
(https://tohoku-nw.support-navi.jp/t01/)

秋田テレビ
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