北アルプスを貫き、富山と長野を結ぶ立山黒部アルペンルートが15日に全線開通し、そそり立つ雪の壁に観光客が歓声を上げました。

冬のあいだ雪に閉ざされていた標高2450メートルの室堂ターミナル前では、オープニングセレモニーが行われ、関係者がくす玉を割って全線開通を祝いました。

*リポート
「今年も開催された雪の大谷ウォーク。開通初日はたくさんの観光客で賑わっています」

今年は立山黒部アルペンルートが開業して55周年。室堂周辺では観光の目玉である「雪の大谷」を歩いて渡れるイベントがスタートしました。

今年の雪の壁は暖冬の影響や4月が暖かく雪解けが早かったことから、例年より4メートル低い12メートルとなりましたが訪れた人たちは雪に触れたりしながらその迫力に歓声を上げ楽しんでいました。

*タイからの観光客
「きれいで素晴らしい壁。高いし」

*シンガポールからの観光客
「見事。言葉が見つからないほどここに来られて幸せ」

*観光客
「圧巻です」

アルペンルートを運営する立山黒部貫光によりますと、4月、5月はWEB切符の予約が完売する日があるなど観光客の出足は好調で、特にインバウンドでは台湾や香港に加え東南アジアや欧米、インドから訪れる人が増えているそうです。

開業55周年の立山黒部アルペンルートでは6月1日から歴史や自然を五感で楽しむことができるイベント開催や特定区間を対象とした運賃が割引となるWEB切符の販売が予定されています。

また今年8月末で宿泊サービスを終了する室堂の「ホテル立山」は予約はすでに満室となっていますが、食堂などは利用できます。

立山黒部貫光では歴史ある標高が日本一高いリゾートホテルでひと時を過ごしてもらうなど様々な楽しみ方があり、今シーズンの観光客の数は昨シーズンの84万5000人を上回るコロナ禍前の90万人を目指したいとしています。

富山テレビ
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