大分県豊後大野市の山中に遺体を遺棄した疑いで男が逮捕された事件について警察は、13日見つかった遺体の性別は「女性」。死因は「頸髄損傷」でほぼ即死状態だったと見られると発表。その上で「殺害された」と断定しました。
また、逮捕された男が行方不明となっている10代の女性について「インターネットで2月ごろに知り合い数回会った」などと供述していることが分かりました。
◆TOS刀祢優月記者
「きのうに引き続き、きょうも容疑者のアパートでは警察の家宅捜索が行われています」
この事件は3月上旬ごろ豊後大野市の山中に遺体を遺棄した疑いで大分市元町に住む無職の姫野忠文容疑者58歳が逮捕・送検されたものです。
県内に住む10代後半の女性が3月2日の午後11時半ごろ自宅にいるのを家族が確認したのを最後に行方不明になっていて捜査の段階で姫野容疑者の関与が浮上しました。
◆TOS渡辺一平記者
「捜索が行われている」
警察は姫野容疑者の供述などをもとに12日、数十人態勢で豊後大野市の山中を捜索。
そして…
◆TOS渡辺一平記者(午後4時ごろ)
「遺体を乗せた車が降りてきた」
12日午後1時20分ごろ姫野容疑者の自宅から直線距離でおよそ50キロ離れた山中の崖で身元不明の遺体が発見されました。
殺害場所は分かってませんが、捜査関係者によりますと姫野容疑者は遺体について「山中まで車で運んだ」などと話しているということです。
警察は容疑者のアパートで家宅捜索をしていて物々しい雰囲気が漂う中、近所に住む人は…
◆近所の人
「このアパートの人は全然知らない。 顔見ればわかるくらいの程度。驚きっていうよりも(過去に)ないからね。もちろん驚く」
遺体は腐敗が進んでいて警察は13日の午前中から司法解剖を行った結果、遺体の首の頚髄まで届くほどの外傷が認められ死因は頸髄損傷と判明しました。
また、警察は遺体について「行方不明の女性の身体的特徴と大きく違うことはない」と説明しています。
さらに、捜査関係者によりますと姫野容疑者は行方不明の女性について「インターネットで、2月ごろに知り合い数回会った」などと供述しているということで面識があったとみられています。
姫野容疑者は女性の殺害をほのめかす供述もしているということです。
警察は引き続きDNA鑑定を行うなどして遺体の身元の確認を進めるとともに姫野容疑者が行方不明の女性を殺害した可能性もあるとみて慎重に捜査を進めています。
中継で伝えられた事件の最新情報は…
◆TOS刀祢優月記者
「県警本部の前からお伝えします。きのう未明に逮捕された姫野容疑者ですが、警察の調べに対し遺体を遺棄したことを認めているほか行方不明になっている10代後半の女性についても殺害をほのめかす供述をしています。
きょう行われた司法解剖の結果、県警は遺体は「殺害された」と断定しました。その理由については首に何者かに付けられた傷があり、それが致命傷になったということです。凶器については明らかになっていません。
また、遺体は死後およそ1か月が経っているということです。警察は遺体の身元の特定を急いでいます。以上、県警本部から中継でお伝えしました」