先週、宮崎市の宮崎日大中学校・高校では入学式が行われました。
高校の授業料実質無償化が始まったこの春、この学校では高校だけでなく、中学校の入学者も増えました。その背景を取材しました。

4月11日、宮崎日大中学校・高校で合同の入学式が行われ、中高合わせて624人が入学しました。
真新しい制服に身を包んだ新入生に、これからの意気込みを聞いてみると…

(高校1年生)
Q.新しいクラスの雰囲気は?
「みんなフレンドリーで、みんな友達という感じがしました。勉強も友達と一緒に楽しめるような高校生活にしていきたいです」

(中学1年生)
「剣道部に入って全中(全国大会)を目指したいです」

宮崎日大高校では昨年度から専願での受験者が増え、合格のボーダーラインを上げましたが、定員の500人を上回る501人が入学しました。

また、中学からの内部進学生94人を除く新入生の約9割が専願受験を利用しています。

背景にあるのは、高校授業料の実質無償化に伴う私立高校への印象の変化です。

(保護者)
「自分の高校の時の印象が大きくて、公立のほうが費用面で、というのは思ったんですけど、少しずつ気持ち的な負担は減ってきたかなと思います」

(高校1年生)
Q.宮崎日大高校を選んだ理由は?
「制服のバリエーションが多かったのと、1学年の人数がとても多くて、学校行事とかもとても楽しそうだと思ったのでここにしました」

(保護者)
「親としてはそこで一気にハードルが下がった、子供を純粋に応援しやすくなったと感じていました」

そして、変化の波は中学校にも…

(竹下凜アナウンサー)
「宮崎日大中学校ではこれまで1学年3クラスでしたが、入学者数の増加に伴い、昨年からは1学年4クラスに増えたといいます」

宮崎日大中学校の定員は105人ですが、今年の入学者数は123人。この傾向は去年から始まっていて、1年生と2年生は1クラス増やし4クラスにしました。

(中学1年生の保護者)
「(塾の)先生とかから聞いた話でも、中学の受験生が去年と比べるとだいぶ増えているという話は聞きました。(特に)専願で受ける人が多かったと聞いています」

中学の入学者が増えたのは、高校の授業料無償化で中高6年間でかかる授業料が約半分になるというメリットがでてきたからだとみられます。

(宮崎日大学園 間野寛樹理事長)
「中学校の中高一貫での学習、部活動が評価されたと思いますし、高校からは授業料が無償化になることも見越したうえの判断ではないかと思います」

高校の授業料無償化によって子供たちの中学・高校進学の選択肢は広がっています。

他の宮崎市内の私立中高一貫校でも、志願者や入学者は増加傾向にあり、宮崎日大と同じようにクラスが増えた学校もありました。

テレビ宮崎
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