福島県浪江町棚塩地区にできた、「Shine Coast Farm」。4月9日に行われた落成式には、町の関係者など約120人が集まり完成を祝った。

国内最大級の畜産施設で、東京ドーム約5個分の敷地には2000頭以上の牛が飼育される。
一度に40頭の搾乳が自動でできる回転型のロボットなど、最先端の技術を活用しながら2025年度に福島県全体で出荷した生乳の5分の1にあたる量を出荷する。
牛が排出した糞尿は、発酵させ電気に変換。場内の60%の電力を賄い、メタンガスの発生も抑える。

シャインコースト株式会社・代表取締役社長の紺野宏さんは「フンをいかにエネルギーに変えていくか、または違った形で自然にしていくか、というところまで全て新しい技術だと思っています」と話す。

かつて酪農が盛んだったものの、原発事故以降、廃業が相次いだ浪江町。吉田栄光町長は「我々が復興していく姿をお見せできる。そんな考えでおります」と話し、新たな拠点に期待を寄せる。

「Shine Coast Farm」は4月10日から、福島県内や北海道の牛を運び込み本格稼働を始めた。

福島テレビ
福島テレビ

福島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。