政府は10日、第3回の就職氷河期世代等支援に関する閣僚会議を開催し、「新たな就職氷河期世代等支援プログラム」を決定した。
黄川田共生社会担当大臣が、閣議後会見で明らかにした。
新たな支援プログラムでは、就職氷河期世代の高齢化に伴う課題として、主に「家計改善」・「資産形成」・「住宅確保」の3つを挙げた上で、今後3年間かけて集中的に取り組むとした。
具体的には、ハローワークへ専門窓口を設置するなどの伴走型の就職支援、資産運用に関するセミナーの充実、高齢者が着実に入居できる住居の供給などの他、仕事と親の介護の両立支援に積極的な企業への助成金制度も充実させる。
また、支援策などを一元的に紹介した「就職氷河期世代等支援紹介ポータルサイト」も公開された。
高市総理大臣は、関係閣僚に対して「就職氷河期世代等の方々の思いを踏まえながら、具体的なニーズにきめ細やかに対応する支援策に全力で取り組むよう」指示したとして、黄川田大臣は、「就職氷河期世代の皆様の今とこれからの不安を希望に変えることができるよう支援に取り組んでいく」と述べた。
政府は、就職氷河期世代について「現在、40代から50代半ばに至っている雇用環境が厳しい時期に就職活動を行った世代」だとして、「希望する就職ができず、現在も不本意ながら不安定な仕事に就いている、無業の状態にあるなど、様々な課題に直面している者がいる」と指摘している。