4月8日夜、千歳市の養鶏場から火が出て飼育されていた約4万羽のニワトリが死にました。

 卵の供給などに影響はあるのでしょうか。

 外壁が焦げ、屋根の一部が焼け落ちています。

 8日午後7時半ごろ、千歳市駒里の「ホクリヨウ」の養鶏場で「鶏舎が燃えている」と近くの住民から消防に通報がありました。

 火は10時間近く燃え続け9日午前5時ごろようやく消し止められましたが、この火事で鶏舎1棟が全焼。

 鶏舎で飼育されていたニワトリ約4万羽が死にました。

 ケガ人はいませんでした。

 消防によりますと鶏舎に火の気はなく、漏電などによる可能性もあるとみて火が出た原因を調べています。

 「ホクリヨウ」は約250万羽を飼育する、北海道最大手の卵の生産・販売業者です。

 千歳市で8日に発生した火事で約4万羽が焼け死んだほか、道内では2025年10月以降、5件の鳥インフルエンザが発生。

 合計約133万羽(このうち採卵用は約114万羽)が殺処分されています。

 物流コスト削減のため大規模な養鶏場が一大消費地である札幌近郊に集中。

 今後、卵の供給にどのような影響を与えるのでしょうか。

 3月時点で札幌市内のスーパーでの平均価格は321円(10個入りパック)と高止まり。

 道の担当者は今回の火災と一連の鳥インフルエンザについて「目立った影響はない」としています。

 しかし、ある札幌市内のスーパーからは「卵が全く入荷できない。取引先4社のうち3社からの入荷がストップし、残る1社も週に1日の入荷のみ」と話しています。

 今後の鳥インフルエンザの発生状況次第では「入荷の回復は見込めないだろう」とスーパーの関係者はみています。

北海道文化放送
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