鹿児島県長島町の港の工事の設計金額を特定の業者に漏らしたとして、60歳の県職員が略式起訴された事件。
県は事件発覚後、8日正式にコメントを発表しました。
職員は「声をかけられて断れなかった」と話しているということです。
この事件は2021年、県北薩地域振興局建設部に勤めていた職員が、長島町の港の工事の設計金額を長崎県の造船会社に漏らしたものです。
現在、大隅地域振興局で働いているこの職員は3月30日に略式起訴され、罰金80万円の略式命令を受けました。
県によりますと、工事では漏えい先の業者を含む2社が最低制限価格で入札し、くじの結果、漏えい先の業者が落札したということです。
県の聞き取りに職員は「業者から声をかけられて断れなかった」とした上で、「金銭などの見返りはない」と話しているということです。
今回の事件を受け県は「極めて遺憾。事実関係に基づき厳正に対応したい」とコメントしています。