アメリカとイランの停戦に向けた交渉の期限が迫る中、アメリカメディアは、交渉に一定の進展がみられる一方、期限内の合意は難しいとの見方を報じました。
ニュースサイトのアクシオスは7日、アメリカ政府高官の話として「ホワイトハウス内の考え方が『実現できるのか』から『今夜8時までに実現できるのか』へと変わった」と伝えました。
さらに、関係者の話として「現在の主な課題は、戦闘停止後に再開しないという保証をイラン側が求めていることや、治安情勢の影響でイラン指導部の対応が遅れている点だ」と指摘しています。
イランは6日、仲介国のパキスタンを通じて、恒久的な戦闘終結を求める回答をアメリカ側に示しましたが、アメリカ政府当局者などは「政権の立場とは相いれない内容だった一方、ホワイトハウスは前向きな動きと受け止めていた」としています。
また、パキスタンがイラン側と協力し、回答の修正を進めたとも伝えています。
また、交渉ではホルムズ海峡の再開を軸に、戦闘終結の保証と引き換えに双方が信頼醸成措置を取る案や、包括的な合意に向けた協議の時間を確保するための45日間の停戦案も検討されているとしています。
さらに、バンス副大統領らとイラン側との対面協議が模索されているとの見方も伝えています。
アクシオスは、「この24時間で一定の進展はあったものの、期限までに停戦合意に至る可能性は低く、交渉はぎりぎりまで続く見通しだ」と伝えています。