異業種からの参入も相次ぎ、拡大を続けるペット市場。
家族化を背景に、暑さ対策に力を入れる企業が増えています。
東京・江東区の東京ビッグサイトで4月5日まで開催されている「インターペット東京」。
最新のペット商品など、約600社が集結した国内最大級のペットイベントです。
ペットを家族の一員として、人と同じように扱う“ペットヒューマニゼーション”の文化も広がり、2024年度の国内市場は約2兆円(見込み)。
異業種の参入も相次ぐ中、各社が力を入れているのが体温調節が苦手なペットのための「暑さ対策商品」です。
来場者からは「年々暑くなってきているので、熱中症対策は色々とやっている」「暑がりなんで、すごく心配」などの声が聞かれました。
食品大手の森永製菓のブースに並んでいたのは、どれも見たことがあるおなじみの商品。
実は獣医師の監修のもと開発された、人と犬が一緒に食べられる“おやつ”です。
森永製菓 新規事業開発部・鈴木聡子さん:
“わんちゃんは水分補給が苦手”という声をたくさんもらい、当社のゼリーやアイスボックスだと気軽においしく楽しんでもらえるので作った。
これまで培ってきたノウハウをペット向けに応用した商品は他にもありました。
衛生用品大手のユニ・チャームは犬猫用の様々なタイプのおむつを展開。
体の表面温度を約3度下げる体拭きシート「デオクリーン -3℃冷んやりからだふきシート・タオル」は、メントールやアルコールを使用していないため、ペットがなめても安心な成分設計となっています。
さらに、従来のシートと比べると水分量の違いは一目瞭然です。
ユニ・チャーム広報部 上原一修さん:
当社はペット商品にも今後さらに力を入れていく。幅広いラインアップの商品を通じて、わんちゃんや猫ちゃんが人と一緒に楽しい夏の時間をつくってもらいたい。
年々重要性が増している“家族”のための暑さ対策。
イベントの主催者であるインターペット統轄マネージャー・野澤悦子さんは、「今まで人のものを作ってきた企業が、ペットに少しずつ製品を改良しているのも目立つ。ペットが家族の一員という意識が年々高まり、そういう意味でペットの暮らしの充実を皆さんが求めていると感じている」と話します。