特集です。
地域一体となって観光地・青島を盛り上げようと、4月1日「青島温泉組合」が発足しました。
データに基づく戦略で20年後を見据えた青島の活性化に取り組みます。

(藤崎祐貴アナウンサー)
「毎年多くの観光客が訪れる人気のスポット青島を、温泉の魅力でさらに広めていこうという取り組みがいよいよ本格始動です」

4月1日に発足した「青島温泉組合」。
宮崎市・青島周辺の温泉施設では、去年2回、温泉施設をお得に楽しめる温泉手形「青島温泉六湯めぐり」を販売してきました。

この企画を経て、より連携を深め将来にわたり青島を盛り上げていこうと、7つの施設や団体が加盟し今回組合化しました。

(青島温泉組合 川越久史代表)
「今青島というところが大変盛り上がってはいるんですけど、この盛り上がりが20年後、30後までいくかというと地元の人間として危惧していますので、温泉というファクターで盛り上げていこうというのが(組合設立の)要因ですね」

海や青島神社、鬼の洗濯板などのイメージが強い青島ですが、実は古くから温泉に親しんできた地域でした。

(青島神社 長友安隆宮司)
「郷土史青島という本の中に『明治のはじめの頃より青島地域の湯の山という場所から温泉が流れ出ている』という記載があります。当時の人たちがそれを木の桶を作って青島に引いてきて浴場を作ったのが始まりだと言われています。青島村が宮崎市と合併して水道を引くにあたって冷泉を各家庭に引いてきて、青島神社の社務所にはその時の冷泉の水道が残っています」

この歴史ある温泉を軸に青島を活性化しようと立ち上がった青島温泉組合。
しかし、事務局がアンケートを行うとある課題が見えてきました。

それは圧倒的な認知度不足です。
九州にある温泉の中で「知っている」「行ったことがある」「好き」という項目全てで最下位という結果でした。

(青島温泉組合 川越久史代表)
「青島温泉の素晴らしさ、泉質のすごさというのは他にはないものと思っています。認知度が上がったら青島、もしくは宮崎全体の観光の力が上がっていくと思っています」

また、アンケートの「青島温泉で体験したいもの」という項目では、ご当地グルメや食べ歩きが上位を占め、食とのつながりが重要であることも分かりました。

組合では、4月13日から始まる温泉手形の第3弾で、さっそく地元の飲食店7店舗とのコラボ企画を取り入れました。

(青島温泉組合 川越久史代表)
「ここからどのくらい(客が飲食店に)流れたのかとかデータを取って、この先他の飲食店にもこういうデータがあるからといかがですかという形で、データと分析を行いながら進めていこうと思っています。」

青島を盛り上げようと試行錯誤を続ける組合に市も期待を寄せています。

(宮崎市観光戦略課 本間彰人課長)
「地域の方々が主役となって観光地を作っていって、良い流れができていると感じていますので、市としては事業者の皆さんが色々な取組にチャレンジするというところに関して一緒に伴走してサポートしていきたいと考えています」

温泉の力で20年後も活気あふれる青島へ…青島温泉組合の挑戦は始まったばかりです。

(青島温泉組合 川越久史代表)
「これからです。でも素晴らしい温泉ですので、県内の方だけでなくて県外・海外の方にも来ていただきたい」

テレビ宮崎
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