長年、地域の住民を見守ってきた交番が役目を終えました。高知市の山ノ端交番が3月末で廃止となり、3月31日記念の式典が行われました。
山ノ端交番は明治22年ごろ旧小高坂村に設置された巡査駐在所が始まりとされ、昭和31年から現在の場所で地域を見守ってきました。
県警は業務の合理化を目的に交番のあり方も含めた組織再編を進めていて、他の地区と比べて治安情勢が良く周辺の交番が近くにあることなどから、山ノ端交番の廃止を決めたということです。
3月31日、高知警察署に関係者が集まり閉所式が行われました。
中澤誠 署長:
「引き続きパトロールや巡回連絡を通じて管内実態の把握に努め、通学路の見守り活動など地域に寄り添った警察活動を行い、今まで通り安全と安心をお届けしてまいります」
交番の近くにある小高坂双葉園の園児らも駆け付け、お世話になったおまわりさんたちにプレゼントを手渡しました。
山ノ端交番 班長・谷誠 巡査部長:
「(閉所を)知らない人からは『そうなが』『全然知らんかった』『寂しいね』と残念がる声が多く、皆さんから愛される交番だと痛感した。温かい言葉をもらったりとても良くしてもらったりしたことが心に残っています」
山ノ端交番で取り扱っていた落とし物や相談といった対応は、今後は600メートルほど離れた上町交番が引き継ぎます。