新生活の話題をお伝えしていますが、続いては、この4月から佐賀を離れる子供たちです。小学校を卒業したばかりの2人の女子サッカー選手が入学予定わずか7人という福島県のサッカー施設の狭き門を突破し未来のなでしこを目指します。

【千綿えみりさん】
「シュートストップで止めたりしたらもう嬉しすぎるみたいな。やったーって思っちゃって」

佐賀市のサッカーチームグラッソFCのゴールキーパー千綿えみりさん。
3月、小城市の晴田小学校を卒業しました。
160センチを超える身長とボールへの執念が強みで、コンサドーレ札幌でプレー経験があるチームの阿部哲也監督は太鼓判を押します。

【グラッソFC 阿部哲也監督】
「技術面で言うと、本当にボールを怖がらないです。ボールに向かう姿勢とかあとはキャッチングとかシュートストップとか、そういう技術はもちろんピカイチですし」

千綿さんがこの春佐賀を離れて向かうのは福島県にあるJヴィレッジ。
全国屈指の選手育成施設です。

【千綿えみりさん】
「サッカーに集中できる環境だし、すごい英語とかもサッカーない日は英語とかそういう教室があるからいいなって思いました」

福島県内の学校に通いながら、寮生活を送る千綿さんに母親の暢子さんは心配な気持ちはありつつもエールを送ります。

【母 千綿暢子さん】
「とにかく厳しいことも、きついこともあると思うんですけど、楽しいことも嬉しいこともあると思うので、自分が目標としてるところはどこかとか、そういうのを心に置きながら、日々怪我なく過ごしていってくれたら一番だなと思っています」

これから6年間親元を離れサッカーに打ち込む千綿さんが見据える夢は。

【千綿えみりさん】
「私の目標は世界で活躍してワールドカップで優勝することです」

同じく、夢を叶えるため佐賀を離れるのが、みやき町の三根東小学校を卒業した田中彩瑛さん。
みやき町のPLEASURESCでトップ下として男子相手にまったく物怖じせずプレーします。

【松永知樹監督】
「男子より今のところ瞬発力とか一瞬のスピードだったりパワーの所でずば抜けているのかなと思います」

彩瑛さんが福島行きを決めた理由は代表選手への憧れでした。

【田中彩瑛さん】
「アカデミーにいる選手が世代別代表とかに選ばれていて、日本代表とかにも選ばれて活躍しているのを知ってからそこに入りたいなって思いました」

最初はヘディングも怖がっていたという彩瑛さんの成長に、父親の基晴さんは。

【父 田中基晴さん】
「妻は大分心配している感じですね。親元離れて一人でやっていけるのか心配しているのかと思いますけど、人生一度きりなので自分の夢に向かって頑張ってもらえたらという気持ちです」
【田中彩瑛さん】
「自分よりうまい選手のいいところとかを見て盗んで速く上の年代に帯同したりしたいです。世界一のサッカー選手になりたいです」

【原竹アナウンサー】
元サッカー部の私も僭越ながら一緒にサッカーをしましたがトラップ、ボールタッチ、全てのレベルが高かったです。
入学予定者わずか7人の試験を突破するのも納得でした。

【キャスター】
2人が行くJヴィレッジはどういう場所なんですか?

【原竹アナウンサー】
今回福島県のJヴィレッジに取材に行ってきました!
福島県楢葉町にある『Jヴィレッジ』。
日本サッカー界初のナショナルトレーニングセンターです。

「Jヴィレッジの4階に足を踏み入れると、Jヴィレッジのここまでの歩みを映像で紹介するコーナーや、サッカー神社、そしてここから視線を右に向けると、たくさんのピッチで多くのチームがトレーニングをしています」

人工芝、天然芝合わせて9面の屋外サッカー場やトレーニング施設を完備。
日本代表にとどまらず、アルゼンチン代表も練習で使用しました。
ここを拠点に活動するのが、「JFAアカデミー福島」。
全国から集まった子供たちが中学・高校の6年間、サッカーの技術を学びます。
多くのプロ選手を輩出していて、佐賀から入学しサッカー女子日本代表になった選手もいるんです。

2人の活躍も待ち遠しいですし、2人に影響を受けてJFAアカデミー福島を目指す方も増えて欲しい、佐賀のサッカーがより発展していけばいいなと思います。

サガテレビ
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