シェアサイクルを街なかでよく見かけますね。
いま、宮崎市では、市街地を中心に116ポートに395台が設置されいます。
このシェアサイクル、新たなシステムと車両の導入で、使いやすさが向上し、移動手段の1つとして需要が高まっています。
赤い車体に電動アシスト機能が付いた自転車。
宮崎トヨタ自動車が展開するシェアサイクル「ミヤトヨeサイクル」です。
新たなシステムと車両が導入された去年1月以降、利用回数は右肩あがり。
今年2月にはひと月の利用回数が1万回を突破しました。
(宮崎トヨタ自動車 松崎環さん)
「最近は通勤・通学をされる方や観光で県外の方が来られた時に使われる方がとても多くなっています」
取材中にも利用者の姿が…
(利用者)
Q.普段から使われるんですか
「自分仙台なんですけど仙台でよく使ってます」
この男性は、仕事で宮崎を訪れていて現場に向かう移動手段として利用したということです。
宮崎市の公共交通には、路線バスと鉄道がありますが、バス事業者が1社に限られ、宮崎駅の乗車人数も年間5000人程度と今後の公共交通の維持や充実が課題となっています。
こうした中、宮崎市が路線バスなどを補う新たな公共交通として着目したのが「シェアサイクル」でした。
(宮崎市都市計画課計画係 俵直也係長)
「宮崎市は温暖で平坦な地形が多いので、自転車利用に向いていると思っている」
空港が中心市街地に近く、宮崎駅からおおむね半径4キロ圏内に人口のおよそ半分が集中する宮崎市。
シェアサイクルで街中を移動する際の利便性が高まっています。
(宮崎市都市計画課計画係 俵直也係長)
「今の利用実態としては、宮崎駅、高千穂通り、橘通り、そういったところを中心に多くあります」
利用には、専用のアプリのダウンロードが必要で、自転車の鍵はアプリを使って開けます。
料金は、30分ごとに187円の一時利用のほか、月額プラン、観光地めぐりにおすすめな1日乗り放題プランがあります。
シェアサイクルを使って、青島を散策してみました。
(中村真菜記者)
「それでは今から私も借りていきたいと思います。簡単に鍵を開けることができました」
「今これ普通のモードなのですが、すいすい進みます」
3段階の調整が可能な電動アシストにより、長距離でも負担を抑えて移動できます。
海沿いのトロピカルロードを、潮風を感じながら走れるのも自転車ならでは。
こどものくにや青島神社など点在する観光地をスムーズに見て回れることもメリットです。
宮崎市では、今後ポート数を増やして、更に利用しやすい環境を整備していきたいとしています。
(宮崎市都市計画課計画係 直也係長)
「昨今の物価高騰だったり、エネルギー価格の高騰といったところで、選択肢として自転車を選んでいただけたら、皆さんの生活に役立つのかなという思いが強いです」
身近で手軽な移動手段として、存在感を高めているシェアサイクル。
日常の交通手段としてはもちろん、観光客の足としての利用も広がる中、今後の利用拡大が注目されます。