31日は全国的に“春の嵐”となりました。
3月として記録的な雨、そして強風となった地域も出ていて、交通機関への影響も出ています。

31日、列島各地に襲来した春の嵐。
東京・渋谷では強風が吹き荒れ、横殴りの雨と強い風に見舞われた神奈川・横浜では、風で真っすぐ進むことができない状況でした。

街では、強風で傘がひっくり返る人の姿が至る所で見られました。

春休み中の子供連れや外国人観光客でにぎわう東京・お台場でも、吹き荒れる強風で傘が壊れてしまう様子や風にあおられ前に進めない女性の姿が見られました。

福岡から来た観光客:
きょう(福岡に)帰るけど夕方、急にこんな風になって、飛行機が飛ぶか不安。

関東では、午後になるとさらに強い風に見舞われました。

横浜市では、急に雨が降り出しても強風のため傘がうまくさせない人が続出。
そろって傘が壊れた親子もいて、男の子はご機嫌斜めの様子で「(傘が)壊れちゃった。差していたら飛ばされちゃった」と話していました。

風に押されて歩けなくなり真っすぐ進めない場面も見られました。

外国人観光客は「最悪だわ。風が強すぎる。もう何もできないわ」と話しました。

春の嵐は東京・渋谷でも。
通行人の足を強風が妨げます。

帰宅ラッシュを直撃する“春の嵐”。

午後5時過ぎの新宿駅前は非常に雨風が強くなり、雨風をしのぐためか、信号待ちをする多くの人が駅構内に入っていました。

静岡県では、ことし全国で初めて土砂災害警戒情報が発表されました。

113mmの雨を記録した浜松市では、大雨で道路が冠水。
走行する車は激しい水しぶきを上げていました。

強風と大雨をもたらした春の嵐は、各地で見頃を迎えた桜の花びらを散らしていました。

東京都内のお花見スポット・中目黒では、風で桜が川に舞い落ちる様子がありました。

一方、朝から小雨が降り続いていたのは神奈川・箱根町にある桜の名所。
見頃を迎えた満開の桜の下には、31日は傘の花が咲いていました。

訪れた外国人観光客は、雨粒にぬれた幻想的な桜を楽しんでいました。

香港から来た観光客は「桜を初めて見たけど、とても美しいわ」と話し、ロシア人のガイドは「桜と雨だなんて特別な景色よ。私は問題ないけど観光客の意見は分からないわね」と話していました。

傘をさした観光客のバッグには子犬がすっぽり。
観光客は「この子は(雨が)嫌い。外は行きたがらない」「こうやって(犬を)ひいて桜を楽しみたかった」と話しました。

桜の名所にシトシトと降り続いた雨は次第に強さを増し、午前10時過ぎ、人が1組もいなくなりました。

関東では31日夜にかけて大雨と強風となる恐れがあり、交通への影響に注意が必要です。