福岡市の図書館で2月、男女3人が包丁で刺されるなどした事件で、殺人未遂の疑いで逮捕された男の精神状態を調べるため、検察は26日、男の鑑定留置を始めました。
福岡市早良区の市総合図書館で2月19日夜、利用者や警備員など男女3人が次々と刺され、福岡市早良区の無職、吉井辰夫容疑者(61)が利用者の女性(50)の首を切りつけたとして殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されました。
その後、3月13日には利用者の男性(84)の腹部を刺したり、警備員の男性(73)の胸を突き刺したりして殺害しようとした殺人未遂の疑いで再逮捕されました。
吉井容疑者は当初の調べに対し「誰でもいいので人を殺したかった」という趣旨の供述をしていましたが、再逮捕の容疑については「黙秘します」と話しているということです。
検察は吉井容疑者の精神状態を調べるため26日、鑑定留置を始めました。
期間は5月28日までの約2カ月で、事件当時の刑事責任能力の有無を調べることにしています。