福岡市の日本語学校に留学生受け入れを停止させた国の処分を巡る訴訟で、福岡高裁は25日、処分の取り消しを命じました。
訴えなどによりますと福岡市南区の西日本国際教育学院で5年前、当時の職員が留学生を鎖や南京錠で拘束し人権を侵害したとして、出入国在留管理庁は「新たな留学生の受け入れを5年間認めない」との処分を出しました。
学校側は取り消しを求め国を訴えましたが、福岡地裁は2024年、請求を棄却していました。
25日の控訴審判決で福岡高裁の岡田健裁判長は「人権侵害は職員1人による拘束のみだった」とした上で、「組織として黙認されたとは言えず違法」だとして、国に処分の取り消しを命じました。