「ずっと一緒に勝ったり負けたりを繰り返してきたからこそ、今でも勝ちたいと強く思える、いいライバル、いい仲間だと思っている。三浦選手も含めて2人がいなかったらここまで来られていなかったし、1人じゃ強くなれなかったと思うので、2人には心から感謝しています。これからも切磋琢磨していくと思うので、関係性はずっと変わらず、いい関係を築けたら」

佐藤のメダルは「自分のメダル以上の喜びがあった」と鍵山
佐藤のメダルは「自分のメダル以上の喜びがあった」と鍵山

「3人でオリンピックに出られたことがすごくうれしく思っている。ノービス、ジュニアの頃から切磋琢磨して過ごしてきた。みんな自分の力で五輪の出場権を獲得して、感極まるような感情はたくさんあるし、中でも佐藤選手と表彰台にのぼれたことは、自分のメダル以上に喜びがあふれ出た。

ここまで大変な道のりを知っているし、見てきたので、このシーズン非常にいいパフォーマンスを続けてオリンピックでも最高の形で締めくくれたと思うので、本当に素晴らしいと思っています」

さらに、鍵山、佐藤、三浦でミラノ・コルティナ五輪を振り返った際、三浦から「ステップアップとしてどんな感じで過ごしたいか」と今後のプランを聞かれた鍵山はこう答えた。

「スケーターとしていろいろな可能性だったり、挑戦とかできるようにしたい。新しい、いろんな自分を見つける旅になるかな」

「可能性としては無限大にある。技術に限らず、表現だったり、やりたいことがまだまだある。1日1日、自分に何ができるかを探しながら生きていきたい」

自分史上最高の演技を

イタリアから帰国して1週間、シーズン最終戦の世界フィギュアに向けて、鍵山は練習を再開していた。

そこですでに始まっていたのは「自分探しの旅」。

ショート、フリーと何度も何度も曲をかけて練習を繰り返していた。

氷上練習をする鍵山
氷上練習をする鍵山

世界選手権へのモチベーションも落ちることなく「どんな演技をしたいか考える時間があったので、今はまっすぐ世界選手権に向けていい練習が詰めている」と語る鍵山。

「オリンピックの経験があったからこそ、世界選手権でもっといい演技がしたい。なによりシーズン最後のパフォーマンスになるので、自分が満足できるような演技がしたい。ショートもフリーもしっかりそろえて、自分史上最高の演技をするのが一番の目標です」

男子はほかに、ミラノ・コルティナ五輪では8位だった“4回転の神”ことイリア・マリニンや2024年銅メダリストのフランス代表アダム・シャオ・イムファなどが出場する。

世界フィギュアスケート選手権
3月27日(金)男女ショート・ペアフリー/21:00~22:52放送
3月29日(日)男女フリー/19:00~21:47放送
3月31日(火)ペア・アイスダンス・エキシビション/25:45~27:45放送
【FODプレミアムでは全カテゴリー・全演技LIVE配信】

『現役選手が語る!世界フィギュア2026決着の男子フリー超深堀スペシャル』
3月28日(土)14:30~14:55放送

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フィギュアスケート取材班
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