三重県鳥羽市沖で2月20日、遊漁船と貨物船が衝突し、2人が死亡、10人が重軽傷を負いました。事故から1カ月、釣り客らの安全への意識に変化もみられました。

釣り船の橋本船長:
「(事故現場は)1キロくらい先ですね。このまま9時方向くらいです」

 そう話すのは、鳥羽市の石鏡漁港の釣り船の船長です。周りには大きなフェリーや小型船の姿もあります。

 1か月前の2月20日、鳥羽市国崎町沖を航行していた貨物船「新生丸」が、遊漁船「功成丸」に衝突。

 遊漁船は二つに割れて13人全員が海に投げ出され、釣り客の男性2人が死亡、10人が重軽傷を負いました。

 貨物船を操船していた二等航海士の21歳の女が、業務上過失致死などの疑いで逮捕され、その後、処分保留で釈放されました。

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 1カ月が経った今も、この海では釣り船の周りに大型フェリーや遊漁船など多くの船の姿がみられます。

釣り船の橋本船長:
「タンカー船とかも行き来しますし、しっかり見ていないと。小さいものから大きいものは全然見やすいでしょうけど、大きいものから小さいものは見にくくなりますから」

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 釣り客の中には、あの日、事故現場の海域にいたという人もいました。

釣り客:
「(当時)船が固まっているなと思ったら、事故だと連絡いただいて。救助のために近くに船を寄せて」

 事故を身近で経験したからこそ、日々の安全への意識も変わったといいます。

 安全に楽しく。その思いは船長だけでなく、客にも広がっていました。

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釣り客:
「船長さんだけの目だと、どうしても気付かないこともあるので、釣り人側も周りを見ておくことは重要かなと思います」

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