秋田県北部など東北地方を襲った記録的大雪を受け、鈴木憲和農林水産大臣は19日、雪に強い果樹産地づくりを進める考えを示しました。雪に負けない栽培方法などを検討する会を立ち上げるほか、被害があった地域に専門家を派遣します。
鈴木農水大臣は8日、大雪による農業被害の現状を把握するために秋田入りし、大館市や鹿角市の果樹園などを視察しました。
県北部を中心とした記録的な大雪による農業被害額は、最終的に20億円ほどまで膨らむ見通しです。
鈴木大臣は19日の閣議後の記者会見で「これから営農を継続していけるのかと思っている生産者・樹園地があると思う。そうした人たちが少しでも前に向かって進めるようにしたい」と述べた上で、雪に強い栽培方法の導入や苗木の供給力強化に向けた方針を話し合う検討会を、4月にも立ち上げる考えを示しました。
鈴木農水相:
「今までは青森県でどうなのか、秋田県でどうなのか、山形県でどうなのかという話を県ごとにやってきたが、これからは東北全体、日本全体で苗木の供給などを考える必要があろうかと思うので、東北農政局で各県と一緒に検討会をして、少しでも雪害対策が前に進むようにしたい」
なお、農林水産省は24日、大雪の被害があった地域に果樹生産の専門家を派遣して現地調査にあたるほか、生産者と意見を交わすということです。