牛丼店の前を通り過ぎたのは…牛!
ガソリンスタンドにも…!
警察官を振り切り…逃走!?
夜の街に忽然(こつぜん)と現れた“迷い牛”!
いったい、なぜ?
カメラが捉えた市街地の“迷い牛”を独自追跡
4月20日午後7時過ぎ、埼玉・東松山市内を走る車のドライブレコーダーに収録された映像。
交差点に差しかかると、左から近づいてくる黒い影は…牛だった!
牛丼店の方から現れた牛は、車にチラッと目をやりながら平然と歩き去っていった。
現場は、国道沿いの飲食店が並ぶ一角。
映像提供者:
まさか、すき家の牛丼の前から本当に生きている牛が来るとは思わないので、ちょっとびっくりしました。
この“迷い牛”は、いったいどこから現れたのか?

Mr.サンデーの追跡取材で、保護されるまでの約2時間、カメラはその一部始終を捉えていた。

最初の目撃から約15分後の午後7時20分ごろ、牛はすでに650メートルほど移動していた。
通報があったのか、警察官が駆けつけ、赤色灯を手に周囲に注意を促している。

そこから約25分後、牛は閑静な住宅街に。
警察官がパトカーを2台並べ、牛の進行を阻もうと試みるが…。
住民:
これまずいんじゃない?あ~あ~あ~。
警察:
出ちゃうかもしれないから離れて!
牛:
モ~~!
住民:
家入ろう。家入った方がいいよ。

騒然とする現場…
牛はパトカーの横を通り抜けていった。
その後も、牛は歩みを止めず、警察官から走って逃げるような場面も。
午後8時ごろには、ガソリンスタンドの前の歩道を進んだかと思えば、Uターンし、ガソリンスタンドの敷地を悠々と通り抜けていく。

現場にいた店員:
お巡りさん10人ぐらい引き連れて、牛が歩いてきたんで、わあ、珍しいなと思って。
「避難してください」って言うんで、(歩行者も)中に入ってもらって。

そして、牛丼店の前に現れてから約2時間…。
牛は、到着した車に乗せられ、無事保護された。

それにしても、いったいなぜ、牛が市街地に現れたのか?
この牛を管理していた関係者に話を聞くことができた。

牛を管理する関係者:
この牛は雑草を食べさせるために放牧していましたが、柵を越えて脱走し、町に迷い込んでしまいました。
実はこの牛、荒れ地などに生えている雑草を食べさせる除草用の牛だったという。

こうした牛について、東京農業大学の岩田尚孝教授は、「実際に(牛を)何にもないところにいきなり放しますから、急きょ柵を作ったりとかですね。自分でもうちょっと遠くの草を食べたいと思って(柵を)乗り越えたりして、外に出たということだと思います」と話した。
実際、カメラが捉えていたのは…
住民:
なになになに?
警察:
牛が脱走していて!
住民:
牛!?

おなかがすいたのか、道端に生えた草を食べる姿だった。
2時間にも及んだ牛の“脱走劇”。
現在はしっかりと管理されているという。
(「Mr.サンデー」5月4日放送より)
