半導体産業の集積が進む熊本・菊陽町で、3月16日に熊本大学と連携協定を結んだ。菊陽町では区画整理の柱の一つに、大学や研究機関を集めた『知の集積エリア』を設ける考えで、熊本大学がサテライトキャンパスを設置する。
菊陽町に熊本大学がサテライトキャンパス
調印式では、熊本県の立ち会いの下、菊陽町と熊本大学が協定書にサインした。

菊陽町では、JR豊肥線に新駅を設置する計画で、それに合わせて菊陽町原水の約63ヘクタールで区画整理を検討。町では柱の一つに、大学や研究機関を集めた『知の集積エリア』を設ける考えで、熊本大学がサテライトキャンパスを設置する。

サテライトキャンパスでは、半導体に関連した工学部や情報融合学環だけでなく、4月から新設される共創学環の学生たちも、地域や国際的な課題解決に取り組むことにしているまた、社会人が学び直しをする、いわゆる『リカレント教育』も行っていく予定だ。
くまもとサイエンスパークの一翼に期待
菊陽町の吉本孝寿町長は「国の経済安全保障を担っていくことを考えると、熊本大学との地域連携に関する協定には、非常に大きな意味がある」と話す。

熊本大学の小川久雄学長も「基礎学問を学ぶ所と実習や応用は全く違う。その意味で、どんどんこういった施設が必要になる」と述べた。

熊本県では産学官が連携した『くまもとサイエンスパーク』を掲げていて、菊陽町の『知の集積エリア』は、その拠点として期待されている。
(テレビ熊本)
