最新の卵の小売価格が発表され、過去最高値を更新。
高騰が続く物価の優等生に、さらなるピンチが訪れていました。
東京・中央区にある「喫茶 アメリカン」の名物、タマゴサンド。
分厚くカットしたふわふわな食パンに、自家製のタマゴサラダをたっぷり挟んで、その上にも卵を盛りつけたその名も、「スーパースペシャルタマゴサンド」です。
食べきれない!と悟った人は持ち帰り用のパックに詰めますが、ボリューミー過ぎてふたが閉まりません。
最終手段はホチキスでパチン!創業から42年守られ続ける味に、店を訪れていた人は「疲れたときとかに必ず来て、タマゴサンドを食べて元気もらって帰る。だからタマゴの高騰はちょっと痛い」と話しました。
こちらの店では1日約700個の卵を使用。
仕入価格は上がり続け今や、10kgで4000円超え。
そんな中、さらなるピンチが訪れていました。
北海道の養鶏場で、ニワトリが鳥インフルエンザに感染。
殺処分の対象は約19万羽にも及びます。
先ほど発表された卵1パックの平均小売価格は309円となり、過去最高値に。
鳥インフルエンザによるエッグショックで価格が急騰した、2023年の7月を上回る高値です。
エッグショックが再来するとこんな不安も…。
ホウトク農場 代表・豊村三弘さん:
ここまで高くなると消費者の方の“卵離れ”というか、今までのような“身近な存在”でなくなってしまうのは生産者としては不本意。
一方、タマゴサンドを提供し続ける「喫茶 アメリカン」オーナーシェフの原口誠さんは「(最高値は)非常に困るが、うちは見て分かる通り、お客さんの7割以上がタマゴサンドを頼むからね。だから頑張ってこらえてやるしかないなって。絶対量だけは減らさない!絶対減らさない!皆楽しみに来てんだから“ ドーン!”っていうのを」と話します。
そうした中、卵価格の高騰に追い打ちをかけるのが…。
フジテレビ・智田裕一解説副委員長:
鳥インフルが終息していくと、例年のパターンでは6月くらいに卵の値段が落ち着いてくるが、今年は新たにイラン情勢の悪化という懸念材料が加わった。原油高で輸送や包装資材のコストが膨らみ“ダブルパンチ”となるのか、動向を注意して見ていく必要がある。