25年前、長崎県諫早市で当時小学1年の女の子が殺害された事件で、遺族が加害者に損害賠償を求めた裁判の判決が13日福岡地裁であり、裁判所は加害者に3回目の支払いを命じました。

女の子の父親 川原 冨由紀さん(71)
「結果は分かっていたが正直ほっとした」

この裁判は2001年10月、諫早市で下校中に誘拐され、殺害された当時小学1年の女の子の遺族が、無期懲役の刑で服役中の吉岡達夫受刑者に対し、約7000万円の損害賠償を求めたものです。

民法の規定では判決の確定から10年で時効となるため、遺族は2003年と2015年に損害賠償の支払いを求める裁判を起こし、確定しました。

しかし、これまでに支払いは全くなく、遺族は2025年、時効を更新するための3回目の裁判を起こしました。

13日、福岡地裁であった判決公判に被告は姿を見せず、原告側のみが出廷しました。

樺山倫尚裁判官は原告側の請求を全面的に認め、損害賠償約7000万円と支払われなかった期間の損害金約7600万円の支払いを改めて命じ、時効が延長されました。

女の子の父親 川原 冨由紀さん(71)
「娘の無念を晴らすためにはこれしか方法がない」

吉岡受刑者側からは「特に反論はありません」という趣旨の答弁書が裁判所に届いているということです。

テレビ長崎
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