11日は県内多くの中学校で卒業式だったんですが、中学3年生が生まれたのは2010年から2011年で、東日本大震災の年に生まれた生徒もいます。

そんな卒業生たちに震災に思いをはせてほしいと、鹿児島県指宿市の中学校ではバルーンリリースが行われました。

指宿市の南指宿中学校で行われた卒業式。

中学3年生116人が新たな門出を迎え、堂々と卒業証書を受け取りました。

卒業生代表・増元杏厘さん
「私たちは未曾有の災害の年に生まれました。私たちは命の大切さを思い、誰よりも友を大切にして生きると誓います」

2026年の卒業生が生まれたのは2010年から2011年、東日本大震災が起きた年に生まれた世代です。

中学校で過ごしたかけがえのない3年間を振り返りながら卒業式を終えた生徒たち。

式の後、生徒たちが手にしたのは黄色い風船です。

保護者がバルーンリリースを企画し、風船の中には指宿市の花である菜の花の種が入っています。

3月11日に卒業式を迎えた生徒たちに、震災の記憶を風化させてほしくないという思いと希望のタネが咲くようにという願いが込められています。

「3,2,1おめでとう」

卒業の喜びと震災に思いをはせながら、卒業生たちは風船を空に託しました。

卒業生
「(震災の)記憶はないが学校などでたくさん学んで怖いと思う」
保護者
「近くではなかったがすごく不安になったこともあった。どうにか無事に大きく育ってくれて良かった」

バルーンリリースを企画・山口晴奈さん
「命の大切さやまわりに感謝する気持ちを持って生きていってほしい」
息子・杏慈さん
「もしかしたら大きな震災が起こるかもしれないので、その日のために備えたい」

風船は土に帰る素材でできていて、高度3000m付近で割れるということです。

鹿児島テレビ
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