東日本大震災の発生から15年となった3月11日、関連死を含めて1万人以上が亡くなった宮城県では、朝から海に向かって手を合わせる人の姿が見られました。

東日本大震災は、2011年3月11日(金)午後2時46分、三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の地震により発生しました。

最大震度は宮城県北部で震度7。
宮城県、岩手県、福島県を中心とした太平洋沿岸を巨大な津波が襲いました。
宮城県では、関連死を含めて1万571人が亡くなり、1215人の行方が今も分かっていません。
全壊した家屋は宮城県内だけで8万3005戸、半壊は15万5131戸と甚大な被害を受けました。

地震と津波の発生から15年となった11日、県内の海岸には早朝から多くの人が訪れ、海に向かって手を合わせていました。

慰霊碑が建立されている仙台市若林区荒浜で手を合わせていた市内在住の女性は「あの時はすごく辛かったけれど、多くの人に助けてもらった。絆とかそういうことを忘れちゃいけないなと。この日ここに来るってそういうこと」と訪れた理由を話してくれました。

一方、宮城県内で最も多い3553人(関連死含む)が亡くなり、417人が行方不明となっている石巻市でも、当時避難場所となった高台の日和山(ひよりやま)で手を合わせる人の姿がありました。

震災で友人を亡くしたという石巻市内の男性は「ある日いろんなものが、友人や普通にあったお店とか、そういうものが突然なくなることはある」と当時を振り返り、「それでもなんとか生きていくんだということを実感した15年だった」と話していました。

11日は仙台市や山元町など、宮城県内各地で追悼式が行われる予定です。

仙台放送
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