東日本大震災の発生から3月11日で15年です。
岩手県釜石市の中学校では10日、生徒たちが犠牲者へ黙とうや合唱を捧げたあと、追悼施設を訪れ清掃活動をしました。

釜石東中学校は15年前、津波で校舎が流されましたが、登校していた生徒全員が無事でした。

10日は全校集会が開かれ、はじめに86人の生徒全員で東日本大震災の犠牲者に黙とうを捧げました。

このあと生徒たちが歌詞を考えた歌「いつかこの海をこえて」を合唱、釜石の未来への希望を胸に力強い歌声を響かせました。

集会では、釜石東中学校の地震直後の避難を題材に制作した絵本「はしれ、上へ!つなみてんでんこ」の作者である指田和さんが命の尊さを語りました。

作家 指田和さん
「命があることは一番大事だから、先輩たちが命を守ったことを自分たちだけでなく、今小学生の小さい子たちにもつなげていってください」

このあと3年生たちは近くにある追悼施設「釜石祈りのパーク」に移動し、犠牲者の名前が刻まれた芳名板の清掃をしました。

生徒たちは、一枚一枚丁寧に心を込めて拭いていました。

中学生からは「私たちにできることをやりたいという気持ちで拭いている」「(震災は)自分が生まれてすぐだから詳しいことは覚えていないが、被害に遭った人々が安らかに眠れればいい」などの声が聞かれました。

最後に15年前を思いながら献花を行い、静かに手を合わせていました。

(岩手めんこいテレビ)

岩手めんこいテレビ
岩手めんこいテレビ

岩手の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。