イランの新たな最高指導者に、殺害されたハメネイ師の次男で、反米路線を継承するとみられるモジタバ師が選出されました。アメリカ、イスラエルとの対立が一層深まる恐れがあります。
イラン国営テレビは9日、イスラム教シーア派の聖職者でつくる「専門家会議」が最高指導者の後継者に殺害されたハメネイ師の次男であるモジタバ師を選出したと報じました。
モジタバ師はアメリカやイスラエルと激しく対立してきたイラン革命防衛隊と関係が深く、父親の反米路線を継承するとみられます。
アメリカのトランプ大統領これに先立ち、後継者について自らの承認がなければ「長くは続かないだろう」とけん制したほか、イスラエル軍も8日、「全ての関係者を標的にする」との声明を出していました。
今回、反米であるモジタバ師がイランの最高指導者に選出されたことで、体制の転換を狙って攻撃を続けてきたアメリカやイスラエルの思惑は外れたことになり、戦闘終結への道のりはさらに遠のいた形です。