3月6日に開幕したミラノ・コルティナパラリンピック。猪苗代町出身の金メダリストと、石川町のものづくり企業がタッグを組み、パラスポーツのアルペンスキーで福島から“世界一”を目指す!

■3D技術をいかして
福島県石川町の「エヌ・ティー・エス」は、競技用オートバイなどの部品や試作品を製造する会社。
金属用の3Dプリンターで作った製品は、強度が高く複雑な構造にも対応できるのが特徴だという。この3D技術をいかし、4年前から取り組む新たな分野が、パラスポーツのアルペンスキーで使用する部品の製作だ。

■競技支える重要なパーツ
1枚のスキー板で急斜面を滑り降りる「アルペンスキー」は、時速100キロを超えることもある。
猛スピードを支えるチェアスキーの「フレーム」は、選手が座るシートとスキー板をつなぐ重要なパーツだ。
社長の生田目將弘さんは「人間でいうと足の役割です。背骨と足の役割をもったものがそのスキーフレームだと思ってつくっています」と説明する。

■最高の結果を引き出すため
猪苗代町出身でソチパラリンピック金メダリスト・鈴木猛史選手との出会いをきっかけに、部品の開発に乗り出した生田目さん。
これまで培ってきた技術を応用しながら、スムーズに体重移動ができるよう研究し、試作を重ねてきた。
「鈴木選手とは家族よりも話してる。その人の人生の最高、最良の結果を出せればそれが一番」と生田目さんは語る。

■福島の技術と選手で世界一へ
生田目さんは大会当日、現地で鈴木選手の活躍を見守るという。
「持ってる夢は鈴木選手と一緒。メダルとろうって。やっぱり欲しいのは一番良い色のメダル」と話す生田目さん。
福島の技術で福島の選手と目指す、世界一。パラリンピックのアルペンスキー競技は7日から始まる。

福島テレビ
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