女性たちの仕事の悩みをAIが可視化して、支援します。

エスエス製薬 マーケティング本部・元島陽子本部長:
女性が一人一人、自分の本当の可能性を信じられる環境。これをいかに作っていけるかが大事なポイントだと思っている。

8日の国際女性デーを前に行われた「BeliEVEカンファレンス2026」。

“目標を掲げて生きる女性が本来の力を発揮し、前へと進み続けられる未来をつくる”プロジェクトの一環として開催されました。

女性のキャリアアップには主に3つの課題があるといいます。

「育児や家事による物理的制限」 「企業制度活用のしづらさ」そして、エスエス製薬 マーケティング本部・元島陽子本部長は「(女性が)キャリアアップを歩んでいく上で“ロールモデルがいない”」と話します。

イベントを開催したエスエス製薬の調査では、約6割の女性がキャリアについて相談できる人がいないと回答。

一方で、AIに対しては業務上の進め方やアイデア出し、愚痴や不満、キャリアや仕事の悩みなどを相談しているということです。

そこで新たに発表されたのは、AIを活用した「BeliEVE Mentors」。

約5万人の女性から聞き取ったキャリアに対する不安や、実体験などをもとに作られた年齢、価値観、職種の異なる6人のAIメンターとLINEで対話できるサービスです。

実際に、「転職してから1年目の自分が成長できているのかが不安です」と質問を送ってみると。

AIメンターの返事には「私も部署移動で慌ただしかったとき、毎週30分だけ『振り返りタイム』を手帳に固定して続けたら成長実感が戻りました」とありました。

相談のしにくさを感じずに気軽に相談できるのもAIメンターならでは。

利用した社員は「対人だと相手との関係性も気にしながらしゃべるかもしれないが、 AIなので本当に自分の本音を話せる」「先輩や上司に『私こういうフィードバックが欲しい』と言えない。(AIは)欲しかったアイデアをくれている感じがしてすごく良かった」となどと話しました。

エスエス製薬は、全ての人がキャリア設計を自分の意志を持って自由に選べる社会を目指すとしています。

エスエス製薬 マーケティング本部・元島陽子本部長:
最終的に目指すのは女性の活躍とかじゃなく、働く全ての人がそれぞれ生きがいを持って、やりたいことを見つけられて楽しいと思って仕事できること。“女性活躍推進”という言葉自体がもう必要なくなるような社会になってほしいと思う。そこを目指す。