2月、警察学校を卒業した新人警察官たちは県内各地の警察署に配属され、今、それぞれが安全や安心を守る仕事に取り組んでいます。

今回、そのうちの1人に密着。

配属されて1か月経った今の思いを聞きました。

2月、警察学校の初任科課程を卒業した黒木悠巡査19歳です。

◆黒木悠巡査
「人の役に立てる仕事がしたくて、 警察官という仕事は人の1番そばで仕事ができるので、県民の安心安全を守ることができると思うので警察官になりたいと思った」

バレーボールの名門、東九州龍谷高校出身で、3年生のときには春高バレーにも出場。警察官は小学生の頃からの憧れでした。

配属先は大分市の大分中央警察署。高城交番で勤務しています。

この日は近くの駅へと向かいます。

◆黒木悠巡査
「自転車の盗難被害に遭う人の多くは施錠をしていない人が多いので、タグを貼ったりして注意を促すようにしている」

行ったのは自転車の鍵掛けの点検。

盗難に遭う自転車の多くは無施錠であるため、こうしてこまめに点検し、注意を促しています。

また、交通の安全を守ることも大事な仕事です。黒木巡査は交通量が多い交差点に立ち、歩行者を誘導。また、通り過ぎる車には鋭い視線を送って、スピードを落とすよう促していました。同じ交番に勤務する6年目の先輩はこうした後輩の姿に期待を寄せています。

◆先輩・永野陽暉巡査
「本当に頼りになる後輩で、いつも市民の人に笑顔で接しているので、市民も自然と笑顔が溢れてこちらも仕事がやりやすいので助かっている」

◆黒木悠巡査
「まだわからないことが多くて、それを先輩に聞いたりして、警察学校ではなかったことも起こるので、 そういったときに臨機応変に対応することが大事になってくる」

志す人がいる一方で、人材確保は警察でも課題に。県警によりますと、採用試験の受験者数は2024年度まで年々減少傾向でした。

しかし、2025年度は試験の回数を増やすなどの取り組みをしたところ、前年と比べ、受験者数は75人増えたということです。

2026年度の採用試験の申し込みは9日から始まる予定で、県警では仕事の魅力とともに、働きやすい環境であることもアピールしています。

◆県警で採用を担当衛藤珠里さん
「現在育休を取得する人も多く、 女性ならではの休暇もあるので働きやすい環境。警察官への憧れがある人や県を守りたいという思いがある人と一緒に働きたいと思っているのでぜひ申し込みをしてもらえたら」

現場に配属されておよそ1か月が経った黒木巡査。仕事の難しさも実感していますが、 それ以上にやりがいを感じています。

◆黒木悠巡査
「多くの人と関わることができて、 人に寄り添うことができる仕事。私は人と関わることが好きなのでそこに魅力を感じる。県民の人々に寄り添って安心安全を守れるような警察官になりたい」

地域を守る強く優しい存在へと、日々成長する新人警察官。

こうした志を持った人材の確保が大分の安全や安心のために必要となっています。

テレビ大分
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