秋田県は6日、県北部を中心とした大雪による農業被害の緊急支援事業などを盛り込んだ、総額22億2800万円余りの補正予算案を県議会に追加提案しました。

県内は今冬、北部を中心に記録的な大雪に見舞われました。このうち大館市は、1月の降雪量が観測史上最大となり、中山なしを栽培している市内の果樹園では枝折れ被害などが確認されました。

県によりますと、5日時点のパイプハウスの損壊などの被害額は10億円となっていて、現在調査中の果樹関係の被害も合わせると、最終的な被害額は約20億円と想定しています。

6日に提案された補正予算案には、被害拡大の防止や生産体制の早期再建を図るための支援事業に3億4600万円余りが計上されています。

具体的には、果樹園での融雪剤の散布や復旧などに関する経費は2分の1を、パイプハウスなどの施設の復旧経費については3分の1を県が補助します。

鈴木知事:
「県としては引き続き、被害の全容把握を進めながら、被災農家への支援に万全を期すとともに、今後の融雪に伴う被害の抑制に向け、関係機関と連携しながら雪害対策の徹底に努めていく」

このほか県は、JAと協力しながら農家の経営維持に向けた資金繰りを支援するほか、被害を受けた樹木の回復に向けた技術指導を行うことにしています。

2月県議会は19日まで開かれます。

秋田テレビ
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