鹿児島にゆかりのある人物に親しみを持ってもらおうと、県教育委員会は2025年度から道徳の授業で活用する郷土教材の改定に取り組んでいます。

6日は新たに完成した小学校中学年用と高学年用の教材が公開されました。

「かごしまの心~今日、どの先人?」と名付けられた郷土教材。

県教委が道徳の授業などで活用してもらおうと、2025年度から改定に取り組んでいるものです。

6日公開されたのは小学校3・4年生の中学年向けと、小学校5・6年生の高学年向けの2冊です。

表紙には、県民おなじみの人物が大集合しています。

気になる中身を見ていきましょう。

「あきらめない心きせきのバックホーム」と紹介されているのは、鹿児島県日置市出身で元阪神タイガースの横田慎太郎さんです。

「脳腫瘍」という病気と闘いながらも、野球と向き合った姿が、家族の話を元に記されています。

県教育委員会・義務教育課 疋田哲朗課長
「横田さんの夢や希望を持つということや、夢を叶えたこと、あきらめない心を学んでほしい」

一方、こちらは鹿児島在住、ミニチュア写真家で見立て作家の田中達也さんです。

さまざまな物事を「見立て」という方法でミニチュア作品に仕上げ、SNSを通して世界中に多くのファンがいます。

「自分の好きなこと、やりたい気持ちを優先してほしいです。それを楽しんでほしいな」

田中さんのメッセージからは、既成概念にとらわれない新しい視点を持ってほしいとの思いが伝わってきます。

疋田哲朗課長
「子供達にとって『自分の生き方に近いな』とか、『自分がこういう人を目指したいな』という人が一人でもいればそういった人を参考に自分の生き方を見つめる教材になれば」

これらの郷土教材は、対象となる県内の公立小学校の児童に3月中に配布される予定です。

教材の内容は、県のホームページでも見ることができます。

鹿児島テレビ
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