人吉球磨地域が作品のモデル地となっている人気アニメ『夏目友人帳』。先日、球磨郡湯前町でこのアニメに出演する声優のトークショーが開かれ、全国から多くのファンが集まりました。

【参加者(菊池市から)】
「自分の糧にしてくれるような、前向きに生きていけるなという応援してもらえるような作品」

熊本県出身の漫画家、緑川 ゆきさん原作の人気アニメ『夏目友人帳』。幼いころから妖怪が見える主人公・夏目 貴志が、自称・用心棒のニャンコ先生や思いを共有できる友人たちに助けられながら大切な日々を守るすべを見つけていこうとする人と妖(あやかし)の物語です。

人吉球磨地域が作品のモデル地となっていて、熊本県は、2020年の7月豪雨の復興支援で作品とコラボした様々な企画を実施し、被災地のにぎわい創出に取り組んでいます。

【参加者(宮崎から)】
「人吉が舞台で、聖地(モデル地)も簡単に巡ることができるので、何回か来ている」

この一環として2023年から湯前町で、作品に出演する声優によるトークショーを開催。3回目となった今回も抽選で選ばれた県内外の500人が参加しました。

【井上 和彦さん】
「私がニャンコ先生だ。きょうは楽しんでけよ」トークショーを行ったのは、主人公・夏目の用心棒である『ニャンコ先生』こと、『斑(まだら)』を演じる井上 和彦さんと、妖怪が見えるという夏目の秘密を知る大切な友人、田沼 要 役の堀江 一眞さん。今回、初参加の松山 鷹志さんと下崎 紘史さんは、夏目を慕う妖(あやかし)『一つ目』と『牛顔』の中級妖怪を演じています。

【MC】「(人吉球磨で)お気に入りのスポットは」

【井上 和彦さん】
「天狗橋。去年、修理が終わって開通したけど、感動した。最初に来たときには、堀江さんと2人で(被災する前の)天狗橋の上ではしゃいで、写真を撮って、何回も往復した」

天狗橋は、人吉市の球磨川にかかる歩行者・自転車専用の橋。2020年の7月豪雨で左岸側の堤防が流され通行できなくなりましたが、国が復旧工事を行い、去年11月に復活しました。

天狗橋は〈夏目の通学路〉として作品に度々登場。人気のモデル地の一つとなっていて、開通イベントには全国から多くのファンが駆けつけました。

【井上 和彦さん】
「みなさんが渡っている映像を見たら、本当に胸が締め付けられて涙が出そうでした」

話題は、おととし熊本地区でも放送された最新シリーズ『第七期』の収録について…。

【井上 和彦さん】
「中級の二人のセリフ、めちゃくちゃテンポよく話しているけど、あれは台本に書いてない。いわゆるアドリブというんですけど、アドリブではない」

『一つ目』の中級妖怪を演じる松山さんが、自宅でアドリブ部分の台本を書いて収録に臨んでいたことが明かされると…。

【松山 鷹志さん】
「営業妨害ですよ。営業妨害(笑)」

【井上 和彦さん】
「僕らがスタジオで収録しているときに、ロビーで練習している」

【堀江 一眞さん】
「めっちゃ努力家なんです」

【松山&下崎さん】
「僕らだけスタジオ入りが1時間くらい早い」

【井上 和彦さん】
「アドリブなんだけど、めっちゃ作りこんでいる」

この流れで、『第七期』のアドリブ部分を即興で披露することに…。

【松山 鷹志さん】
「ちょび様、そのままのお姿のほうがよろしいかと思われます」

【下崎 紘史さん】
「言い方!」

また、会場では4人による作品の朗読もあり、ファンにとってはたまらないイベントとなりました。

【井上 和彦さん】
「人吉、熊本に何度も来させていただけるようになって本当に幸せです。まだまだ夏目友人帳は続きます。皆さん、いつまでも応援してください。ありがとうございました。(ニャンコ先生の声で)どうもありがとう」

【参加者(大阪から)】
「大阪から来たかいがあった。途中で泣きそうになった」

【参加者(北九州から)】
「生の声を聞くことができるというのが…、胸が熱くなって、涙が出そうになった」

全国から多くのファンが集まった声優トークショー。アニメ『夏目友人帳』は人吉球磨地域の復興に欠かせないコンテンツとなっています。

テレビ熊本
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