3月3日夜から4日にかけて、福島県内では大雪に警戒が必要です。雪のピークは4日の未明から朝にかけてで、朝には一面が雪景色となる可能性があります。日中はみぞれや雨に変わり、路面状況が悪化する見込みです。また、4日午後からは強風にも注意が必要となります。

■大雪に警戒 朝には一面銀世界の可能性も
福島テレビ・斎藤恭紀気象予報士によると、4日にかけて福島県内では大雪となる見込みです。
4日は福島県立高校の入試が予定されている。斎藤さんは「靴下が濡れると試験に集中できないので、カイロと靴下の替えはしっかり持っていったほうがいい」と呼びかけています。
雪のピークは夜中から明け方にかけてとなり、「朝起きたら一面銀世界ということも十分あり得る」ということです。

■あすの天気について
雪は4日の昼頃まで降る見込みです。午前中には上空の寒気が抜けるため、みぞれや雨に変わるでしょう。雪の後に雨が降るため、路面はシャーベット状になり、非常に滑りやすくなるため注意が必要です。
福島盆地の雪は風向き次第で、北北西の風が続けば20cm程度の積雪が予想されます。二本松、郡山、白河では20cm以上の降雪。阿武隈高地ではさらに多くの雪が降る見込みです。
【会津地方】猪苗代では4日朝までに積雪が50cmに達する見込みで、磐越道が通行止めになる可能性もあります。
【中通り北部】午前中には雪が積もりにくくなり、昼前から雨が主体となりそうです。土湯や霊山では40cmほど積もる可能性があります。
【中通り中部】今回、最も雪が積もるのは阿武隈高地です。斎藤さんは「峠越えに自信のない方はやめたほうがいい」としています。
【中通り南部】重たい雪になるのが特徴です。真冬の雪の2倍の重さになるため、農業用ハウスはこまめに除雪をするよう呼びかけています。
【浜通り】4日のもう一つのポイントは、雨のあとに風が強まることです。夕方から風が強まる見込みです。

■交通への影響
大雪が予想されますが、東北新幹線は高架区間を走ることや、車両が雪に強い構造になっているため、雪による運休基準はなく、ほとんどの場合、運休にはならないということです。ただ、在来線ではダイヤの乱れが出る可能性があり、最新の交通情報の確認が必要です。
車での移動は特に注意が必要です。国道49号線の長沢峠など、標高の高い峠道ではスタックの危険性が高まります。中山峠や栗子峠、阿武隈高地の国道なども含め、やむを得ず通行する場合はチェーンを装着するなど、万全の備えをしてください。

■週間予報
今週は3月の天気のことわざ「ライオンのようにやってきて子羊のように去っていく」と言われるように「ライオンのような天気が続く」と斎藤さんは話します。雪だけでなく、風にも注意が必要です。
4日午後から風が強まり、5日は暴風の恐れがあります。相馬地方には「春の夜吹きは日の中三倍」ということわざがあり、夜に強い風が吹くと、次の日の日中はその3倍の風が吹くと言われています。4日の夜には瞬間的に27メートルの風が予想されており、5日はさらに強い風になりそうです。山火事などにも警戒が必要です。今週は雪、風、雨と大荒れの一週間となりそうです。

※2026年3月3日放送の福島テレビ・テレポートプラスの天気コーナー「福テレ空ネット」からの抜粋記事。気象情報は放送時(午後6時半時点)のもの。最新の予報をご確認ください。

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