日本時間の2月28日に、アメリカとイスラエルはイランに対し大規模な軍事作戦を開始。イラン側も報復を行うなど応酬が続いている。
こうしたなか原油輸送の要であるホルムズ海峡が事実上封鎖され、原油価格が高騰している。
■客も気になる価格動向
福島県郡山市のガソリンスタンドでは、3月3日のレギュラーガソリンの価格は1リットルあたり161円と比較的安定した価格での販売が続いている。
しかし「お客さんとの会話で、今まではガソリンが安くなってよかったという話が出ていたが、今はイスラエル・イランの戦争の件でこれからどんどん上がっていくの?という会話になっている」と所長の大河原政幸さんはいう。
燃料の価格をめぐっては、2025年の年末に暫定税率が廃止されたばかり。
利用者からは「元に戻るかもしれない。そうなったら、走り控えるしかない。はっきり言ってきつい」と先行きを不安視する声が聞かれた。
■店も見通せない先行き
大河原さんは「どのくらい上がるかは、今のところ想像ができない。この件ばかりは私どもの力ではどうにもならないので、見守るしかない」と話す。
このガソリンスタンドでは、値上げを行う場合は事前にアプリを通じて利用者に知らせるなどの対応をとるという。
■来週には3円値上がりか
福島県石油商業組合の小林勝副理事長は、今後のレギュラーガソリン1リットルあたりの価格について、来週には3円ほど、再来週にはさらに7、8円ほど上がっていくと見ている。(※先週の平均価格は157.1円)
「暫定税率を全部カバーしちゃうくらいの可能性もある。そうするとまた180円台になるなんてこともないわけではない。世の中に見えるものすべて石油ガスが使われるわけで、すべてがその範囲の中で上がった分上がっていく」と小林副理事長はいう。
また「石油高騰はできれば避けてもらいたい。我々とすれば、そんな大きな金額を転嫁できるかっていうと、お客様方に迷惑もかけたくない」と話した。
不安感を抱くのは消費者だけでなく、供給側も同じだ。