札幌管区気象台は、北海道東部の雌阿寒岳で3月1日に火山性微動を観測したとして、引き続き火口周辺には近づかないよう注意を呼び掛けています。

 気象台によりますと、3月1日午後9時10分ごろ、雌阿寒岳で約5分間の火山性微動が発生しました。

 火口近くの観測点では、わずかな傾斜変動も観測されています。

 火山性微動の発生は2月27日以来です。

 微動の発生後、一時的にポンマチネシリ火口付近を震源とする火山性地震が増加しましたが、その後は少ない状態で経過しています。

 火口周辺や噴煙の状況に大きな変化はないということです。

 雌阿寒岳では2025年9月に火山性微動が発生して以降、ポンマチネシリ火口付近の浅い部分が膨張した状態が続いていて、噴煙の活発な状態も継続しています。

 火山性地震は2025年12月以降、おおむね少ない状態の中で増減を繰り返しています。

 噴火警戒レベルは「2」(火口周辺規制)が継続中で、気象台はポンマチネシリ火口から約500mの範囲では噴火に伴う大きな噴石に警戒するよう呼び掛けています。

 また風下側では火山灰や小さな噴石が遠方まで降るおそれもあり、地元自治体の指示に従い危険な地域には立ち入らないよう呼びかけています。

北海道文化放送
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