県内の高校ではここ数日が卒業式のピーク。
2日、米沢興譲館高校では、探究科82人・普通科117人の計199人が晴れの日を迎えた。
式では、在校生や保護者の温かい拍手に包まれながら卒業生が入場し、吉田直史校長が各クラスの代表5人に卒業証書を手渡した。
吉田校長は、「3年間に自信と誇りを持ち、自分が進む道のパイオニア・スペシャリストとして、世界で・地域で活躍してほしい」と式辞を述べた。
この後、卒業生を代表して中川陽翔さんが門出の言葉を述べた。
(卒業生代表・中川陽翔さん)
「この3年間、さまざまな大きな壁を乗り越えてきたこと、仲間たちと多くの挑戦をしてきたことを思い出し、逆境を力に変え、自分たちの道を突き進んでいくことができると確信しています」
式が終わると、卒業生たちが密かに用意していたある会を開いた。
それは、3年間、自分たちを見守ってくれた学年主任の先生にお礼を伝える会。
代表の生徒による感謝の言葉に続いて、ネクタイとハンカチをプレゼント。
教え子からのサプライズに、感極まる先生から最後のエールが送られた。
(3学年主任・松村宜典先生)
「みんなには優しい気持ちがあるから、今のみんなの良さをなくさないで。なくさないと思うけど。みんなの良さを磨き上げて、良い人生を送ってほしい」
校舎の外では、在校生との別れの時間。
長い時間を共に過ごした後輩たちとの別れを惜しみながらも、未来への大きな希望を胸に、学び舎を巣立った。
(卒業生)
「体調を崩しがちで、1年生のころにはほとんど学校に来られなかった。こうやって卒業できて、親にも感謝を伝えられて、すごく良かった」
「仲間たちと高め合いながら頑張れたことは、充実していたと思う」
「大学での目標は2つ。1つは教員免許を取ること、もう1つは全日本大学女子駅伝に出場すること」
県内の公立高校のうち、全日制は3月5日まで、通信制は8日までに全ての学校で卒業式が行われる。