長野県駒ケ根市の赤穂高校の教職員が保護者から集金した教材費などを私的流用していた問題です。校長が取材に応じ、金額が380万円にのぼることなどを明かしました。

駒ケ根市の赤穂高校で発覚した教職員による保護者から集めた教材費などの私的流用。

学校はこれまで詳細を公表していませんでしたが、吉岡和久校長は2月27日、取材に応じ詳細を明かしました。

私的流用していたのは、商業科の会計を担当していた60代の会計年度任用職員の男性です。

2025年4月から11月にかけ、保護者から集めた商業科1年生の教材費や全生徒対象の進路指導費などの一部を出金し、私的に流用していたということです。

2025年8月に、高校の事務長が会計の中間確認のために男性職員に通帳提出を求めましたが、体調不良などを理由に提出を先延ばしにしていたということです。

1月末になって校長が金融機関で入出金の明細を確認し、使途不明の出金があったことから発覚しました。

私的流用したのは約380万円で、男性職員は、「借金返済に充てていた」などと話しているということです。

現在、心身の不調を理由に学校を休んでいるということです。

高校は、2月17日に駒ケ根警察署に被害届を提出し、受理されたということです。

(記者リポート)
「夜の学校に車が入っていき、職員が誘導しています」

学校は26日夜、2度目の保護者説明会を開きました。

出席した保護者は、NBSの取材に対し、「先生たちには信頼を置いていたので、私的に使われたのは切ない」「管理体制をしっかり見直してほしい」などと話していました。

県教委の高校教育課は、「警察に捜査に協力し、本人への聞き取りなど調査を行ってから処分を決めたい」としています。

長野放送
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