中国を訪問中のドイツのメルツ首相は25日、習近平国家主席と北京で会談し、経済分野で協力を強化する方針を示しました。
中国・習近平国家主席:
世界が混乱と変化が入り交じっているからこそ、中独両国は戦略的な協力を強化すべき。
習主席は人工知能など先端技術分野での協力を呼びかける一方、「中国の発展を客観的かつ理性的に捉えてほしい」と述べ、中国警戒論をけん制しました。
これに対し、メルツ首相は中国との経済協力をさらに発展させる考えを示しました。
一方で、不公平な扱いが指摘されている外国企業を念頭に、習主席に「公正さ」を求めました。
さらに、台湾海峡を含むインド太平洋地域の安全と安定は、ヨーロッパにとっても重要だという認識を示し、台湾問題を平和的な手段で解決するよう求めたということです。
メルツ首相の今回の訪問に、自動車大手企業など30社の幹部が同行しています。