42年前、滋賀・日野町で起きた強盗殺人事件で、無期懲役が確定し服役中に死亡した男性について、最高裁は再審=裁判のやり直しを認める決定をしました。
今後、再審制度見直しの議論に影響が出る可能性もあります。
阪原弘さんは、1984年に滋賀・日野町で酒店経営の女性を殺害し金庫を奪った罪に問われ、無罪を主張したものの無期懲役が確定し、服役中の2011年に病死しました。
遺族らが改めて再審を請求し、大津地裁と大阪高裁は再審開始を認め、最高裁も2月24日付で、検察側の特別抗告を退け、再審開始を決定をしました。
これにより、今後のやり直しの裁判で無罪となる公算が大きくなりました。
阪原弘さん息子・弘次さん:
もしここに父がいたら、泣いて喜んでいるなというような思いが浮かんできた。速やかに再審裁判を開始していただいて、速やかに再審無罪を確定させてほしい。
この事件では、検察側が2018年に地裁で再審開始が認められた後も不服申し立てを繰り返し、これまで手続きが長期化していました。
今後、国会で進められる再審制度見直しの議論に影響が出る可能性もあります。