今月19日に告示された県知事選挙の候補者に、訴えたい政策や県政の課題について聞いていきます。今回は、北陸新幹線のルート問題などについて候補者3人の考えを聞きました。
県知事選挙には届出順に新人で前金沢市長の山野之義候補。現職の元文部科学大臣、馳浩候補。新人でボランティア団体元事務局長の黒梅明候補が立候補しています。
南加賀地域の活性化のため実現したい政策を聞きました。
山野候補:
「仕事はもちろん普段においても生成AIを使われる方が多いんではないかと思います。膨大な計算量になってきますそれらを処理するデータセンターの設置、誘致っていうことが私は取り組んでいきたいなという風に思っています。金沢以南においては高等教育機関が集積をしています。優秀な人材を輩出する素地がある。また南加賀には様々な工場であったり製造業であったり研究施設がありますので私はそのデータセンターとそれらをコラボしていくことによって優秀な人材を輩出する素地もありますので彼ら、彼女たちが石川県で就職することもできるしそこから新たな産業集積ということにつなげていくことができればと思います。合わせて魅力の1つはなんといっても温泉街でありますのでその温泉街をサポートしていくことも大切になってくると思っています。」
馳候補:
「まずやっぱりものづくり産業中心ですし非常に工業団地もたくさんございます。ここをしっかりとやっていくには加賀海浜の産業道路、これをしっかりと小松・加賀へとつないでいくこと。それから、小松から白山の山間部、小松の中ノ峠から鳥越までの360号線、これをバイパスとして整備をして強化してまいります。そして小松空港ですよねターミナルビルを再整備いたします。そこには県の出先機関土木事務所とか農林事務所とか保険事務所など合併する必要があると思っています。そうすることによって小松空港周辺のにぎわい創出もできますし災害を受けた時に小松基地に大変お世話になりましたそう考えると防災庁の拠点、これも私は必要だと思って政府と連携して取り組みたいと思います。」
黒梅候補:
「加賀はやっぱり温泉が重要なテーマだと思います。でもそれだけでなく加賀はなんといっても白山豊かな自然と水ですね。これをどう守っていくかというのが大事で加賀には様々な中小の企業が頑張っている産業がいっぱいあります。繊維関係、染色関係、そういうものをどうやって守っていくかそして観光客だけではないそこに住んで街を発展できるようなやり方が大事だと思っています。」
続いては北陸新幹線・敦賀以西のルート問題についてです。2016年、3つのルートの中から決定した福井県小浜市から京都を通る小浜ルート。しかし、建設費の高騰や京都で地下水への影響を懸念して反対運動が起きるなど着工の見通しが立っていません。自民党と維新の連立政権発足後、維新側は現行の小浜ルートを含む8つのルートを改めて提示。与党の整備委員会はこれらのルートを再検証することで合意しています。
山野候補:
「私は市長時代、当然小浜ルートでさまざまな活動をしてきました。ただ、ここに来て京都のほうで議会で反対の決議がなされたということも報道で拝見をしております。私は議員もしてました市長もしてましたので議会での決議事項というのは大変重たいものだということはよく熟知をしているところでもありますので大きな課題ができたんだなということを考えています。今、政府与党の間でも議論があると聞いています米原ルートも大切な選択肢になってくるんだという風に思います。まずは国の議論をきちんと注視していきたい。北陸3県との連携を大切にしながら取り組んでいくことが必要になってくるんだと思いますとにかく一日でもはやい開通そのために心を一つにしていきたいと思います。」
馳候補:
「政権も新しくなりました敦賀以西をどうするか1日もはやく乗り換えなしで大阪までつなぐ、その目標のためには京都の課題が7項目あります。そして国の着工5条件もありますから、データに基づいてクリアすることは国土交通省と国会議員のみなさんの大きな責任だと思っています。特に京都の7つの課題にははやく答えを出し万が一それができないのであるならばいまの小浜ルートではないルートも検討して1日もはやく乗り換えなしで大阪までつないでほしいそのために沿線の県のみなさんと協力していきたいと思います。」
黒梅候補:
「新幹線でたくさんの観光客が集まって賑わっているこれはこれとして評価するその通りだと思うんですけれど京都の人たちが強く異議を申し上げていますそれは尊重すべきではないかそれを通り越して京都につなぐ大阪につなぐっていう考え方はよくないと思います。新幹線が作られると在来線がJRから離れて第三セクター方式になって結果的にはみんなそれが経営的に難しくて路線が縮小される本数が少なくなる、そうすると住民の足が奪われる通勤・通学の方がそこは大きな問題だと思います。莫大な金が動くわけですからそんなことをするよりももっと県民の足となるようなところにお金を使うようにしたいと思います。」
最後に、有権者に一言…
山野候補:
「私は金沢市長の経験が11年民間での営業の最前線の経験マネジメントの経験もさせていただきましたそして徹底的に現場にこだわった市長であり続けました。それらを生かしてしっかりと仕事をしていきたいと思いますのでどうぞみなさんのご理解をいただければと思います。」
馳候補:
「すでに被災地には158回公務の合間を縫って入っていますが徹底的に現場主義で話を聞いてどこに課題があるのか明らかにしながらその課題を解決するために知っている人に専門的な課題を聞き予算か、法律の改正か前例を見直すのかそういう取り組みを今後ともしていきたいと思っています。」
黒梅候補:
「私たちはみんな税金を納めてるその税金が何に使われるかこれが政治だと思うんです別の点からいえば県民の生活をどうするかこれが政治だと思うんですねそうだとしたら大企業を中心として大型開発を中心にしてやるような県政は変えたい暮らし、命を守る県政にしたい。」
県知事選挙は来月8日に投票が行われ、即日開票されます。