福島県内初の「学際領域」に関する学科が令和9年度から会津高校に設置される。
これは、2月25日に開かれた県議会2月定例会において、県民連合の宮下雅志県議からの会津高校の魅力化について問う代表質問に対し、鈴木竜次教育長が明らかにしたもの。
会津高校に現在置かれている全日制の普通科を令和9年度から「(仮称)学際領域に関する学科」とする計画で、令和8年度中に準備・募集を行う計画。
県教育委員会によると「(仮称)学際領域に関する学科」は、複雑化・高度化する社会に対応するための人材育成として国が掲げている、いわゆる「普通科改革」の考え方の一つに位置付けられている。会津高校に新設される学科でも、文系・理系の枠を超えた“教科横断的な学び”や、自ら興味や課題を見つけ出す“探求的な学び”を核とする方針で、大学や民間企業、自治体などと連携。これらと円滑な協力体制を構築するためのコーディネーターを配置するという。
生徒が学校の外の世界に触れながら、自分の関心のある分野の学習を深めると同時に、それに必要な基礎学力を学ぶモチベーションとするねらいがあるという。
会津高校を選定した理由については、「会津高校でも学級数が減少するなど少子化の影響が深刻化しているが、この会津地方から魅力的な学びの形を発信することで、地域全体の活性化にもつなげたい」としている。