2月25日の福島県は、南岸低気圧の影響で久しぶりの雨が降る見込みです。冬の間の雨不足でダムの水位が下がっていますが、春の雨量は平年並みと予想されています。一方で、福島テレビ・斎藤恭紀気象予報士は、今年の夏は干ばつよりも大雨のリスクが高いと指摘しています。
■雨不足の冬、春先の水は大丈夫?
今年の冬は雨の量が少なく、いわき市の冬の降水量は平年の164ミリに対し、81ミリと半分ほどにとどまっています。
福島県いわき建設事務所に問い合わせると、いわき市の小玉ダムの貯水率は約78%まで低下しており、70%を下回ると渇水対策の会議が開くが今は様子をみているところとの回答がありました。田植えの時期など春先の水不足が心配されます。29年前の1997年にもいわき市では深刻な水不足が発生し、夏井川の川底が見えるほどになりました。
ただ、斎藤さんによると天気には補完性があり、過去30年、いわきで冬に極端な少雨が6回ありましたが、6回とも春には平年並みかそれを上回る雨が降ったということです。
今日発表された長期予報でも、今後の福島県の雨量は、春(3月〜5月)の降水量は平年並みと予想されています。また3月はまだ雪が降る可能性があり、斎藤さんは「私がOKと言うまでタイヤ交換は待ってください」と呼びかけています。
また、今年の夏は猛暑に加え、空梅雨にはならず「干ばつよりも大雨リスクの方が高い」と分析しています。
■25日の福島県内の天気
24日の夜遅くから、南岸低気圧の影響で雨が降り出す見込みです。
低気圧はあまり発達しないため、ダムを潤すほどの雨にはならず、空気に潤いをもたらす程度となりそうです。
気温は上がらず、吐く息が白くなるような冷たい雨で、濡れると風邪をひきやすいので注意が必要です。平地で雪になることはない見込みです。
【会津地方】大した雨にはならない見込みです。みぞれになるのは標高800メートル以上、積雪は標高1000メートル以上で5センチ程度と予想されます。
【中通り北部】気温が5度くらいまでしか上がらず、冷たい雨の一日となりそうです。
【中通り中部】吐く息が白くなるような冷たい雨です。雨は最24日夜遅くから25日夕方まで。近暖かい日が続いていたため、体調管理に注意してください。
【中通り南部】まとまった雨が降り、総雨量は20ミリから30ミリに達する見込みです。まとまった雨はクリスマス以来、約2カ月ぶりとなります。
【浜通り】いわき周辺で最も雨量が多くなり、場合によっては40ミリ程度の雨が降る可能性があります。ただ、災害レベルにはならない見込みです。
※2026年2月24日放送の福島テレビ・テレポートプラスの天気コーナー「福テレ空ネット」からの抜粋記事。気象情報は放送時(午後6時半時点)のもの。最新の予報をご確認ください。