佐賀県警の科捜研で7年間に渡って行われていたDNA型鑑定の不正問題に関する警察庁の中間報告を受け、佐賀県警の福田英之本部長は24日の定例会見で、「引き続き真摯かつ丁寧に対応したい」と述べるにとどまりました。
佐賀県警のDNA型鑑定の不正問題をめぐっては、警察庁が2月12日、特別監察の中間報告を公表しています。
その中で県警が不適切と判断したDNA型鑑定130件について、「捜査への支障生じていることが確認されたものはなかった」と明らかにしました。
一方、「本来、判明するはずの被疑者を判明させることができなかった」といった点については、捜査中、時効を含めて19件が「影響不明」となっています。
県警の福田英之本部長は、24日開かれた定例会見で警察庁の中間報告に対し「真摯かつ適切に対応する」とこれまでの主張を繰り返しました。
【県警察本部 福田英之本部長】
「引き続き、警察庁による特別監察に、真摯かつ適切に対応してまいりたいと考えております。また、これまでも申し上げてきておりますが、その結果につきましては、県警察としましても、県民の皆様にご説明する考えです」
この問題を受けて、県警は来年度から科学捜査研究所の人数をこれまでから3人増やし、17人体制とする組織改変を行う方針です。
また、警察庁は、特別監察の最終報告を出すまでにはまだ数カ月かかる見通しとしています。