2025年11月に島根県松江市で死亡ひき逃げ事件を起こし、過失運転致死などの罪に問われている男の判決公判で、松江地裁は2月24日、男に拘禁刑3年・執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、松江市の49歳の男です。
判決文などによると男は、2025年11月9日の夜、松江市雑賀町の市道で道路に横たわっていた60代の男性をひいたにもかかわらず、救護や通報をせず走り去り、その後死亡させたとして、過失運転致死と道路交通法違反の罪に問われています。
24日に松江地裁で開かれた判決公判で芹澤俊明裁判官は、拘禁刑3年6か月の求刑に対し、拘禁刑3年・執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。
芹澤裁判官は、「事故後そのまま走り去り、約2分後に現場に戻って被害者の姿を明確に認識しつつ再び放置したのは、無責任のほかない」とした一方で、夜間に明るくない路上で酒気を帯びて横たわっている被害者に気づくのは容易ではない点や事実を認めて謝罪していることなどを判決理由としています。
被告の弁護側は控訴せず、今後は遺族への賠償を進めるとしています。