創業126年の森永製菓が提案したのは、人と犬とスポーツの新時代。
2月19日、飼い主と愛犬が一緒に食べられる“おやつ”7品目を発表した。
さらにお菓子を食べながらスポーツ観戦もできるプロジェクトも決定!
愛犬と一緒に食べられるお菓子発表
昭和の小学生には、忘れられない遠足の約束がある。
「家に帰るまでが遠足」という注意事項と「おやつは100円まで」という上限設定。
遠足という特別なイベントゆえに、いつもの駄菓子ではなく、ワンランク上のお菓子を選びたい。棚に並ぶ品々を、ためつすがめつ。

棚の中央には「ミルクキャラメル」が鎮座し「チョコボール」がその脇を固める。
もし“金のエンゼル”が出たら大変だ。遠足の主役になってしまうぞぉ。
手のひらの硬貨をググっと握りしめた遠足前日。
そんな昭和の小学生に、「エンゼル」は羽を広げ、ほほ笑んでいた。
森永製菓 ひととペットプロジェクトリーダー・鈴木聡子さん:
人と愛犬が家族として同じおやつを食べ、もっとお互いに幸せになろうとプロジェクトです。人と犬の安全を追求してクッキー、ゼリーなど愛犬と一緒に楽しめる優しい味のお菓子です。
これまで、ありそうで、なかった愛犬と食べるお菓子。
検証実験は、東京農業大学動物科学科の増田宏司教授が行った。
東京農業大学動物科学科・増田宏司教授:
人間と同じものを犬が食べることについてタブー視する声もあった。検証実験として最長で1カ月間、飼い主と犬の行動解析をしました。まったく心配する必要はなかった。犬は普段の食事と、一緒にお菓子は別の物と分かる。懸念の1つだった、何でも欲しがるおねだり犬にはならない。
成城こばやし病院・高枡かれん獣医師:
食の共通時間で幸せを共有できる。人と犬とのメンタルケアにもなる。誤食には注意をしなければいけないが、例えば「inゼリー」は、手軽に犬も水分補給ができてとてもいいと思います。
日本の15歳未満の人口は、2025年4月時点で過去最少となる約1366万人。
一方、犬と猫の飼育頭数はそれを大きく上回る約1595万頭(一般社団法人ペットフード協会調べ)。
日本の家族の形、その様相は、昭和・平成・令和と時代が進むごとに大きく変わった。
森永製菓CEO・太田栄二郎会長:
お菓子は世代を超えた情緒的価値を持っています。東日本大震災の時、避難所で感じたことです。水の次に求められたのがお菓子だった。お菓子は心の健康に資するものだと痛感した。人間だけにとらわれない健やかな食の創造、人もペットも笑顔になれる提案です。
愛犬同伴観戦デーを開催へ
さらに、スポーツ界とのコラボレーションも発表された。
森永製菓は3月15日、バレーボールSVリーグ・SAGA久光スプリングスのホームゲームで愛犬同伴観戦デーを開催する。
30組が愛犬と一緒にお菓子とバレーボールを堪能できる。
一般席とは別スペースの完全個室には愛犬用のトイレも完備。
日本のアリーナ競技では初めての観戦スタイルとなる。
今、スポーツ史上最も有名な愛犬は大谷翔平選手のデコピンであろう。
“彼”はメジャーリーグの大舞台で始球式の大役を堂々と務めてみせた。
かつてプロ野球の広島カープには、「ボールボーイ」ならぬ「ボール犬ミッキー」というアイドル犬がいた。
さかのぼると、昭和36年(1961年)のオールスターゲーム表彰式にはプレゼンター犬が登場していた。
「球界の魔術師」三原修監督と「強面の親分」鶴岡一人監督が思わずほほ笑む姿があった。
はるか遠い昔から人の心を癒してきた犬たちが、観客席で飼い主と一緒にスポーツを楽しみ、同じお菓子を仲良く味わう新しい時代。
エンゼルの羽は、人と犬とスポーツを次のステージへ導く翼となる。
