20日午後、三重県鳥羽市沖で貨物船と遊漁船が衝突する事故があり、遊漁船に乗っていた2人が心肺停止となっています。
鳥羽海上保安部によりますと、20日午後1時前、鳥羽市国崎町沖で、貨物船「新生丸」の船長から「5分ほど前に漁船か何かと衝突した」と通報がありました。
この事故で、釣り人や船長ら13人が乗っていた遊漁船「功成丸」(こうせいまる)が2つに割れ、全員が海へ投げ出されました。
消防などによりますと、事故発生から2時間半後に全員が救助され、このうち80代の男性など2人が心肺停止となっているほか、2人が重傷、5人が軽傷。残る4人は搬送されていないということです。
功成丸のホームページによりますと、20日は正午ごろからアジ釣りに出ていたとみられています。
衝突した貨物船は「新生丸」は、広島県呉市の会社が所有するもので、20日午前、愛知県の衣浦港から岡山県倉敷市に向かっている途中だったということです。
運行会社によりますと、当時、5人が乗っていましたが、船長とは別の乗組員が舵取りをしていたということで、乗組員にケガはありませんでした。
貨物船は去年6月に竣工したばかりで2つのレーダーが取り付けられていましたが、レーダーや船自体に問題はなかったということで、海上保安庁が事故の原因を詳しく調べています。