愛媛県松山市の印刷業者と関連会社が、破産手続きの開始の決定を裁判所から受けていたことが20日に分かりました。負債総額は2社あわせて約5億9000万円と見られています。
破産手続きの開始の決定を受けたのは、松山市福音寺町の印刷業「クボタ印刷」と関連会社の「アイ・サポート」です。
東京商工リサーチ松山支店によりますと、「クボタ印刷」は1948年に創業。松山市では古手の印刷業者で、業務用や商業用など印刷に加えてプロモーション事業なども手がけ、地元の広告代理店や官公庁を主体として、長年に渡り年間の売上げは5~6億円を上げていました。
関連会社の「アイ・サポート」は、業務の多角化のため2011年12月に設立。最初は在宅介護施設を開設していたものの業績を伸ばせず、2021年頃には事業を他社に譲渡し、施設の賃貸・管理をしていました。
「クボタ印刷」は「アイ・サポート」に資金提供していたものの、回収できなかったと見られているほか、コロナ禍以降のオンライン印刷サービスの普及により受注は減少。売上げの規模は縮小する一方で、インク代などが高騰して資金繰りがひっ迫。「アイ・サポート」とともに経営が行き詰まりました。
2社は事業を去年9月30日に停止し、破産手続きの開始の決定を松山地裁から2月6日に受けました。
負債総額は2社あわせて約5億9000万円と見られています。
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