マイページ
資産5000万円を貯めた独身バリキャリ女性、更年期をきっかけに50歳“ゆるFIRE”を検討。実現可能性と落とし穴|FNNプライムオンライン

資産5000万円を貯めた独身バリキャリ女性、更年期をきっかけに50歳“ゆるFIRE”を検討。実現可能性と落とし穴

Google ニュース プリファードソース

47歳で更年期障害になったFPが全女性に伝えたいお金と働き方の話

ただし、将来高級老人ホームに入る、海外旅行にいくなど、ゆとりある老後を送りたい場合や想定以上に長く生きる場合には、資金が足りなくなる可能性は高いでしょう。

今回は運用をしていないと仮定して試算したので、フリーランスになってからも資産運用を続け、資産を運用しながら取り崩しをする、65歳以降も働き続けたりするなどすれば家計にゆとりが生まれるでしょう。

早期に会社員をやめる落とし穴

試算上は、Aさんがフリーランスに転身するなどして働くペースをダウンさせてもなんとか基本的な生活は成り立つことがわかりました。ですから、フリーランスも含めてぜひ、今後の働き方を前向きに検討してみるとのことでした。

ただし、フリーランスになると、会社員の時と違い、社会保障が手薄になる点には注意が必要です。

・厚生年金から国民年金に変わるので、受け取る年金の金額が少なくなる
・健康保険から国民健康保険に変わるので、病気やケガなどで休んでも傷病手当金は支給されない(ただし、退職後2年間は、健康保険の任意継続被保険者になれる)
・雇用保険に加入しないので、仕事がなくなってしまった場合に自分で備えなくてはならない

ですから、病気、ケガで働けなくなった場合には、民間の保険で備える、フリーランスの退職金作りとして小規模企業共済を活用するなど、会社員の時よりも自分自身で不測の事態に備えておく必要があります。

働き方を変えると、加入する制度が変わりますので、制度の概要をよく確認するようにしましょう。

ライフステージにより、人の状況は変わります。その時の状況に合わせて働き方を変えるのはむしろ必然なのかもしれません。とはいえ、経済的に安定していないと自由に働き方を選択することも難しいでしょう。働き方を見直したいと考えている方は、事前にマネープランもしっかり立てることが大切です。

第1回から読む→「就寝中も襲ってくるホットフラッシュにメンタルもダウン…47歳で更年期障害になったFPが全女性に伝えたいお金と働き方の話」

高山一恵(たかやま・かずえ)
(株)Money&You取締役/ファイナンシャルプランナー

高山一恵
高山一恵

(株)Money&You取締役。ファイナンシャルプランナー。中央大学商学部客員講師。一般社団法人不動産投資コンサルティング協会理事。慶應義塾大学文学部卒業。
2005年に女性向けFPオフィス、(株)エフピーウーマンを設立。10年間取締役を務めたのち、現職へ。NHK「日曜討論」「クローズアップ現代」などテレビ・ラジオ出演多数。ニュースメディア「Mocha(モカ)」、YouTube「Money&YouTV」、Podcast「マネラジ。」、Voicy「1日5分でお金持ちラジオ」運営。「はじめての新NISA&iDeCo」(成美堂出版)、「マンガと図解 はじめての資産運用」(宝島社)など書籍100冊、累計190万部超。ファイナンシャルプランナー(CFP®)。1級FP技能士。

関連記事

47歳で更年期障害になったFPが全女性に伝えたいお金と働き方の話

【よく一緒に読まれている記事】
就寝中も襲ってくるホットフラッシュにメンタルもダウン…47歳で更年期障害になったFPが全女性に伝えたいお金と働き方の話
就寝中も襲ってくるホットフラッシュにメンタルもダウン…47歳で更年期障害になったFPが全女性に伝えたいお金と働き方の話
高山一恵の他の記事
あなたの火災保険、地震保険は付けている?昔に長期契約した場合は補償額が足りないかも?見直しポイントを解説
あなたの火災保険、地震保険は付けている?昔に長期契約した場合は補償額が足りないかも?見直しポイントを解説
ライフ
自宅が被災したら支援を受けられるかも?住まいにかかわる4つの公的支援制度と申請のポイントをFPが解説
自宅が被災したら支援を受けられるかも?住まいにかかわる4つの公的支援制度と申請のポイントをFPが解説
ライフ
金利上昇で住宅ローンの負担増が心配な人へ。借り換えするべき?新しく組むなら変動か固定どっち?判断基準を解説
金利上昇で住宅ローンの負担増が心配な人へ。借り換えするべき?新しく組むなら変動か固定どっち?判断基準を解説
経済
“老後2000万円問題”がインフレで4000万になるって本当?誤解されがちなポイントと自分に必要な老後資金を知る方法
“老後2000万円問題”がインフレで4000万になるって本当?誤解されがちなポイントと自分に必要な老後資金を知る方法
経済
一覧ページへ
×